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ドイツのシングル・トップ100、4分の1がチャート入り前にTikTokでバイラル

ビジネス 海外

昨年のドイツのシングルチャート・トップ100の4曲に1曲が、チャート入りする前にTikTokでバイラル(シェアなど口コミによる情報拡散)現象が起こっていたーー。TikTokが公表した調査結果を元に、Music Business Worldwide(MBW)などが9月18日伝えた。 

TikTokは今回、2023年のドイツのシングルチャート・トップ100を分析し、TikTok独自の「Hot 50」ランキングと比較した。 

その結果、「最もヒットした100曲のうち合計27曲、つまり4曲に1曲以上が、ドイツのオフィシャル・チャートにランクインする前に、ドイツのTikTokで祝福されていたことが判明した」と指摘。 これらの曲は通常、「ドイツのオフィシャル・チャートにランクインする平均12日前に『TikTok Hot50』に掲載されていた」と説明している。 

さらに、新譜だけでなく、リリースされてから40年が経つAlphavilleの「Forever Young」がオフィシャル・チャートに再びランクインする前にも、TikTokでバイラル現象が起きていたと付け加えている。 

(文:坂本 泉)  

 

榎本編集長

「TikTokでバイラルを起こしてチャートインを狙うのはもはや定番の手法になったが、昨年ドイツのチャートの1/4の曲がそうだったというニュース。ドイツは日本と同じCD大国だったがデジタル化が日本より急速に進行し昨年、音楽売上のデジタル比率は81.5%に。日本は昨年34.5%でまだまだ伸びるので、これからますますデジタルマーケが強くなっていくの実感することになるだろう」 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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