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Believe買収断念のワーナー、他のディストリビューター取得模索か

ビジネス 海外

4月にディストリビューター最大手でありTuneCoreの親会社であるBelieveの買収を断念したワーナー・ミュージック・グループ(WMG)だが、他のディストリビューターの取得を検討しているもようだ。音楽業界誌ビルボードは情報筋の話として、DIYアーティスト向けディストリビューション・プラットフォームの「DistroKid」と「CD Baby」が買収先候補に挙がっていると報じた。

DistroKidの企業価値は2021年の資金調達ラウンド時点で13億ドル(2,050億円)。同年に音楽配信サービスにアップロードされた新曲の3〜4割を自社が取り扱ったと主張している。一方のCD Babyは、インディーズ音楽権利管理会社Downtown Musicの傘下。

WMGは6月初め、新設されたコーポレート・ディベロップメント担当エグゼクティブ・バイスプレジデントに、マイケル・ライアン・サザン氏を指名したと発表。同氏が「WMGの成長と収益を向上させる企業・カタログの買収を担当する」と説明している。

ライアン・サザン氏は、ゴールドマン・サックスで音楽・ライブエンターテインメント投資銀行部門を率いたほか、EMIミュージック・パブリッシングの副CFOを務めた経験などを持つ。8月5日付で就任する。

(文:坂本 泉)

 

榎本編集長

「TuneCore親会社Believeの買収を断念したワーナーが他のディストリビューター買収の動き。B2CでTuneCoreと並ぶDistroKid、CDBabyが候補か。メジャーレーベルの世界シェアは2003年に75%だったのが2023年には66%まで落ちている。メジャーが衰退しているのではなく、他の成長が早い。同年メジャーの成長率が9%に対しインディペンデントとTuneCoreなどアーティストダイレクトは13%増だった」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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