ポニーキャニオン、まちづくりラボ・サルベージと地域活性化事業において業務提携 さらなる高精度ソリューションの提供が可能に

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ポニーキャニオン

ポニーキャニオンは11月7日、まちづくりラボ・サルベージは地域活性化事業において業務提携することに合意したと発表した。

総合エンターテインメント企業であるポニーキャニオンは50年以上にわたって培ったエンターテインメント・コンテンツの企画制作、プロモーション・ノウハウを活用し、2015年より地域活性化事業を展開。2017年6月にはエンターテインメント業界初の専門部署「エリアアライアンス部」を創部、府省庁、地方自治体、地域法人との協業に注力し、2022年度までに400案件以上の事業を受諾、業了している。

サルベージ社は「まちづくり」に関わる調査研究、計画立案、観光・集客事業運営を専門とするコンサルティング会社。地方自治体、観光関連団体、NPO等の黒子役となり事業支援を行っている。本社のある町田市、事務所のある檜原村を中心に、軸足を置く東京多摩地域の地域活性化事業は創業から11年で60案件以上を受諾、業了している。

なお、エンターテインメント企業が地域活性化事業に特化したコンサルティング会社と業務提携契約を結ぶことはエンターテインメント業界初となる。

現在、ポニーキャニオンとビームスが運営に参画している東京都町田市の指定史跡、旧白洲邸武相荘の運営にサルベージは協働しており、今後は他地域へその幅を拡げていく予定とのこと。

ポニーキャニオン エリアアライアンス部 部長 村多正俊氏は「サルベージ社は明確なロジックとデータに基づくコンサルティングに関し秀でている。弊社のソリューションとサルベージ社が有する知見をもってすれば難課題に対しても最適解を提案できる」と語っている。

またサルベージの代表取締役社長 大迫道治氏は「ポニーキャニオン・エリアアライアンス部の取り組みは、地域資源を活用した集客コンテンツの『魅せ方』や、多様なネットワークを駆使してターゲットに地域の魅力を届ける『拡げ方』に秀でており、観光まちづくりに不可欠なソリューションを提供している。また、業界大手の企業でありながらも地域に足繁く通う地域密着 スタイルを貫いており、弊社との協業によって地域活性化の本質を見抜いた事業を実践できる」と業務提携への抱負を語っている。

ポニーキャニオン、サルベージ協働は観光庁による支援事業「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」に採択され実践されている。前述の旧白洲邸武相荘におけるライブがそれにあたり、9月に続き11月18日にはシンガー、城南海、三味線奏者・岩田桃楠、パーカッショニスト・さのみきひとらによるイベントが予定されている。

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