スペースシャワーネットワーク、23年4月~6月期は経常利益2.4億円で黒字浮上

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スペースシャワーネットワーク

スペースシャワーネットワークは8月9日、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年6月30日)を発表した。

売上高は41億5,343万円と前年同期比7億3,923万円増(同21.7%増)となった。また、各段階利益については、営業損益は営業利益2億3,069万円と前年同期比3億5,570万円増(前年同期は営業損失1億2,500万円)、経常損益は経常利益2億4,420万円と前年同期比2億6,858万円増(前年同期は経常損失2,438万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億5,915万円と前年同期比1億3,130万円増(同471.4%増)と、増収増益となった。

メディア セグメントの有料放送事業においては、番組販売売上が減少したことなどにより、前年同期比で減収減益となった。また、映像制作事業においては、ミュージックビデオの制作案件等の受注が減少したものの、コスト削減などにより、前年同期比で減収増益となった。この結果、当セグメントの売上高は9億9,900万円と前年同期比1億6,730万円減(同14.3%減)となり、セグメント損益(経常損益)についてはセグメント利益(経常利益)1億1,125万円と前年同期比2,641万円減(同19.2%減)の減収減益となった。

ライブ・コンテンツ セグメントのライブハウス事業やエンタテインメントカフェ事業など店舗ビジネスにおいては、コロナ禍からの回復が続いたことに加えて、2023年3月に「あっとほぉーむカフェ」の新規出店をしたことによる収容人数の増加などにより、前年同期比で増収増益となった。イベント事業においても、前年度に続き2回目の開催となった国内最大規模のヒップホップイベント「POP YOURS」がチケットソールドアウトにて開催されたことなどにより、前年同期比で増収増益となった。この結果、売上高は17億4,822万円と前年同期比5億9,807万円増(同52.0%増)となり、セグメント損益(経常損益)についてはセグメント利益(経常利益)8,127万円と前年同期比2億4,749万円増(前年同期はセグメント損失(経常損失)1億6,621万円)の増収増益となった。

ソリューション セグメントのディストリビューション事業において、音楽配信売上が好調に推移し、前年同期比で増収増益となった。この結果、売上高は14億621万円と前年同期比3億845万円増(同28.1%増)となり、セグメント損益(経常損益)についてはセグメント利益(経常利益)5,401万円と前年同期比5,133万円増(同1917.0%増)の増収増益となった。

2024年3月期の連結業績予想は、5月12日に発表したものを据え置いた。

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