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SoundCloudがインテリジェンス・レポート公表 Hypebotがインディペンデントアーティスト向けに独自アドバイス

ビジネス 海外

SoundCloudは2月11日、「ミュージック・インテリジェンス・レポート」の2026年版を公開。ここで得られた「ジャンルの境界を越えて変容するシーン」「音楽聴取もジャンルや時代に縛られなくなった」「ヒップホップの進化が継続」「発見は依然としてソーシャルで参加型」といったデータ主導のトレンドを基に、音楽業界ニュースサイトのHypebotが独立系アーティスト向けに、独自の実践的なアドバイスを紹介している。

・リスナーはジャンルに縛られていない——あなたもそうあるべき
ファンは明確に確立された音楽ジャンルの枠を超えたアーティストや楽曲に関わることに、ますます抵抗がなくなっている。これはあなたにとって、新しいことに挑戦する好機。ハイブリッドなサウンド、革新的なジャンルの融合、硬直したスタイルへの独自の視点——こうした試みが、歓迎される時代が到来している。

・初期プロモーション期間が終わっても諦めない
コミュニティーがオンラインでのリスナー獲得をこれまで以上に左右するようになった現在、ファン層の「拡大」よりも「強化」に投資することがより重要に。新作が主要プレイリストに選ばれなくても、作品に再び触れる理由を与え続ければ、楽曲を聴いてもらう機会は常に存在する。

・ローカルな特色こそが全て
新たなジャンルや地域に根ざしたシーンがデジタル空間でかつてない勢いを見せている今、自身の出自が芸術的魅力の大きな要素であることを認識することが重要。地域シーンで互いを支え合い、地元でのファン基盤を強化する努力をしよう。

・積極的な傾聴と参加を促す
ツアー中、SNS上、新曲リリース時など、可能な限り創造的な方法でファンやコミュニティーに支援を呼びかけよう。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「ヒップホップ衰退」は誤解があるかもしれない。SoundCloudのデータはヒップホップの「進化」を示している。UK underground rapのストリームは4倍に急増し、リスナーの大半がZ世代。SoundCloudのレポート注目点:(1)リスナーが最も聴くジャンルに費やす時間は2019年比で4%減少、(2)新曲聴取率は43%で業界平均24%の約2倍、(3)電子音楽は3年連続最速成長、ハードテクノのBPMは180超が常態化——米国でhardtekk再生75%増。「Liked By」経由のリスナーはエンゲージメント率が3倍以上で、発見が「アルゴリズム」から「コミュニティ」への移行を示唆。Eclectic New Indieは250%超成長し、89%がZ世代。彼らはジャンルを「選ぶ」のではなく「混ぜる」。インディーズにとっては「ローカル×ハイブリッド」が武器になる時代といえそうだ」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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