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Instagram、熱心な音楽ファンが最も集中しているソーシャルメディアに ルミネイト調査

ビジネス 海外

ソーシャルメディアの中で、熱心な音楽ファンが最も集中しているのはInstagramーー。メタ・プラットフォームズが米国のエンターテインメント業界向けデータ会社ルミネイト(Luminate)に委託した新たな調査により、こうした実態が明らかとなった。

それによると、ソーシャルメディアを利用し、音楽を聴く米国の「一般ユーザー層」において、Instagramのエンゲージメント率は38%に達している。スーパーファンのデータに限ると、その割合は58%にまで跳ね上がる。これは調査対象となった全プラットフォームの中で最大の伸び率(20ポイント増)である。

次いでYouTube(13ポイント増)、TikTok(12ポイント)だった。ただし、「一般ユーザー層」におけるYouTubeのエンゲージメント率は70%、スーパーファンに限ると83%と、いずれもInstagramの数字を上回っている。

Instagramの音楽ユーザーは熱心であるだけでなく、コンサートやその他のライブ体験に惜しみなく金銭を支払っている。同アプリで毎日音楽を聴くユーザーの45%が過去1年間に少なくとも1回のライブイベントに参加しており、そのうち25%は3回以上参加。これらの割合はいずれも、YouTubeやTikTokの数値を上回っている。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

音楽スーパーファン(アーティストに対して特に熱量が高く、課金や行動に積極的なコアファン層)がInstagramに集まっている。一般ユーザーのエンゲージメント率38%がスーパーファンでは58%に跳ね上がる——20ポイントの伸びは調査対象全プラットフォームで最大だ。この数字が示すのは、Instagramが「音楽を発見する場所」ではなく「好きなアーティストと深く関わる場所」として機能していることだ。各プラットフォームが異なる役割を持つ中、Instagramはスーパーファンの「コミュニティの場」として独自のポジションを確立しつつある。さらに注目すべきはライブとの連動だ。Instagram毎日利用者の45%が過去1年に1回以上ライブ参加、25%は3回以上——YouTubeやTikTokを上回る。「Instagramで熱心にアーティストをフォローするユーザーが、ライブにも行く」という連鎖は、チケット販売とプロモーションの設計に直結する。スーパーファン経済の主戦場がどこにあるかを、この調査は明示している。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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