テレ東HD、アニメ専門のCS放送「AT-X」運営会社を完全子会社化 変革するアニメ新時代に対応

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テレビ東京ホールディングスは8月31日、アニメ専門のCS放送「AT-X」を運営するエー・ティー・エックスを完全子会社した。

傘下のテレビ東京とテレビ東京メディアネットを通じて保有していた52.58%の株式に加え、このたびテレビ東京がグループ外の企業が持つ全てのエー・ティー・エックス株を追加取得。これによりテレビ東京ホールディングスが実質的に100%の株式を保有することになった。

この施策によりテレビ東京グループは、配信の台頭など世界的にアニメ業界が変革する中、成長戦略の柱であるアニメビジネスを機動的に展開することが可能となる。

これまでエー・ティー・エックスは「ワンランク上のアニメ専門チャンネル」として、主にコアなアニメファンに支えられてきた。今後はそうしたファンを大事にしながら、人的リソースの活用を含めテレビ東京と緊密に連携し、CS放送のみならずイベントや商品化など多角的なアニメビジネスをスピーディーに進めていく。なお「AT-X」の視聴方法など視聴者への影響はないとのこと。

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