【ライブレポート到着】安田レイ、最新シングルの披露を含むツアー完走
この夏、両A面シングル「光のすみか / BROKEN GLASS」をリリース、数々のドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲など、話題の楽曲を手掛けてきた安田レイが、11月から中国2公演、大阪と巡ってきたツアー「Rei Yasuda Live Tour 2025 “Scarlight”」のファイナル公演を、12月7日東京・代官山 UNIT にて開催した。
SEが流れ、安田が登場すると会場は拍手に包まれた。華やかなイントロの中「東京ファイナル!楽しんでいきましょう!」と挨拶すると、披露したのはドラマ「モトカレマニア」オープニングテーマの「アシンメトリー」。サビでのお決まりの手振りに観客が呼応する。続いて披露されたのは、テレビアニメ「レイトンミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜」オープニングテーマ「blooming」。バンドセットによる疾走感溢れる演奏で会場の熱は上がっていく。
「ツアーファイナルへようこそ!」という MCの後に披露されたのはテレビアニメ「魔法科高校の劣等生」エンディングテーマ「Mirror」、そして竹内涼真主演で話題となった劇場版『君と世界が終わる日にFINAL』挿入歌の「Ray of Light」。切ない中にも強い決意を秘めた2曲を力強く歌い上げた。
続く「sweet home」は、アコースティックギターとの2 人きりの演奏で歌い始め、優しい空気が会場を包む。「安田サンタから懐かしい曲のプレゼント」という言葉と共に演奏されたのは、「パスコード 4854」「フォゲミナ」「Just for you」「恋詩」「Let it Snow」のメドレー。アップテンポな 5 曲に加え、映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ』主題歌の「Tweedia」が連続で披露されると、オールスタンディングの会場はさらに盛り上がりを見せた。4 枚目のフルアルバム「Circle」から、「us」と表題曲で Yaffle によるプロデュース曲「Circle」、さらに安田による作詞作曲で制作された「blank sky」「Turn the Page」へと続く。
ハンドクラップやシングアロングで会場が一つとなった中、「海外のライブも多く、いろんな刺激に溢れた一年だった」と MC で語ると、刺激的な演出が話題を呼んだテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「奪い愛、真夏」主題歌の「BROKEN GLASS」をパワフルに歌い上げた。
そしてオレンジ色の照明の中、披露された映画『おもいで写眞』主題歌の「amber」では、その歌唱力を余すところなく発揮し、切なくも壮大に歌い上げ会場を感動に包み込んだ。
中国やドイツ、インドネシアでのライブも印象的だった 2025年、そんな海外での活動を意識して制作された安田の作品では初となる全英語詞の「NOW」では、サビの合唱で会場が一つに。そして「私の始まりの曲」と語り、演奏したのはデビュー曲、「Best of my Love」。「何度生まれ変わっても君とまた巡り逢いたい」と再会を約束する歌詞に想いをのせたパフォーマンスで、ライブ本編を締めくくった。
鳴りやまない手拍子によるアンコールで再登場した安田は、「アンコールありがとう!」と感謝を伝え、最新シングルからテレビアニメ「瑠璃の宝石」オープニングテーマとして、この夏話題を呼んだ「光のすみか」を披露。雄大な自然の神秘を想起させる歌詞とメロディを透明感ある歌声で壮大に歌い上げた。「また会える日を楽しみにしてます」と最後を惜しみながらも代表曲「Brand New Day」を披露。手を左右に振る手振りで会場を一つにし、公演の幕を降ろした。
安田は、今年、1 周年を迎えたスマホ/PC 向け、人形と切り開くポストアポカリプス戦略 RPG「ドールズフロントライン 2:エクシリウム(以下、「ドルフロ 2」)」のアニバーサリーソング「小さな星明り UnyieldingStarlight」の歌唱を担当、Music Video が公開されている。
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