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「ゆめみた」の“これまで”と“これから”が凝縮された熱狂のライブ!夢限大みゅーたいぷ 4th LIVE「アンロック・ザ・フューチャー」レポート

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写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

YouTubeなどでのライブ配信活動や対バンなどの積極的なライブ活動を積み重ねて、『BanG Dream!』の中でも独自の存在感を発揮してきた夢限大みゅーたいぷ。そんな彼女達の4度目となるワンマンライブ『アンロック・ザ・フューチャー』が、9月7日にTACHIKAWA STAGE GARDENで開催された。待望の新アーティストビジュアル解禁にテレビアニメ化などの大きな発表もあり、彼女達のさらなる未来を期待させる盛り上がりとなったライブの様子をレポートしよう。

■2025.09.07夢限大みゅーたいぷ 4th LIVE「アンロック・ザ・フューチャー」@TACHIKAWA STAGE GARDEN

2023年11月の活動開始から着実に実力とキャリアを積み重ねてきた夢限大みゅーたいぷ。活動2周年を間近に控えての4度目のワンマンライブは、チケットもソールドアウトとなり、場内は開始前からファンの期待と熱気に満ちていた。

心臓の鼓動のような音と共に点滅する光と、舞い上がっていくモノクロームの花びらの映像が映し出される中で始まったオーバーチュアでは、キービジュアルと同じ制服をまとったメンバーが次々に登場。ファンが待ちに待っていた新アーティストビジュアルの公式解禁に、スタートから場内のテンションは一気にヒートアップ。

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

そして大歓声に包まれながらメンバー達がステージ上に登場すると、円陣を組んでのかけ声と共に、代表曲にしてデビュー曲の「夢現妄想世界」と「新人類は仮想世界の夢を見るか?」からライブがスタート。開幕を告げる仲町あられのシャウトとパワフルな演奏が会場を揺らし、最高潮の盛り上がりを見せた。

始まりの挨拶を交えたMCから、続いては各メンバーのキャラクターや音楽への気持ちをモチーフとした楽曲を披露するパートがスタート。

先陣を切ったGt.宮永ののかは「みんな自分の心に素直になってー!」のゲキとともに「✞animaるパーティ✞開催中✞」がスタート。間奏では「心の中のアニマルを開放してもらいます!」と、宮永ののかが各メンバーに様々な動物の鳴き声シャウトを要求。さらに「自由に叫ぶ準備できてるー?」とファンに呼びかけると、思い思いの鳴き声が場内を埋めつくすカオスな盛り上がりに。

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

続いては前曲の盛り上がりから一変してのメロウなナンバー「テレパシー」に。どれだけ時間が過ぎても繋がり続ける絆の大切さを、宮永ののかと仲町あられの情感溢れるハーモニーで唄い上げた。

続くGt.峰月律のパートでは、ネガティブな自分が夢限大みゅーたいぷやみんなとの出会いで居場所ができたという想いを語り、生きづらい想いをさらけ出しながらパワフルに唄う「エンプティパペット」、そして絞り出すような独白と共に仲間との出会いで得た救いと希望を切ない情感を込めて唄い上げた「TRASH LIFE」を披露し、場内は満場の拍手に包まれた。

そして一息つくように、ステージにはレトロなテレビ枠のセットが登場し、Key.藤都子による「ブシネットみやこテレビショッピング」がスタート。ユニークなパフォーマンスと共にライブグッズの数々を紹介。場内がほっこりした空気に包まれたところで、彼女のパートがスタート。

「臨! 兵! 闘! 者!皆! 陣! 烈! 在! 前!」コールでステージと場内が一体になって盛り上がる定番ナンバー「限界現実サバイブ天使」から、ライブ初披露となる「LET’Sあちあちトレーニング!」では間奏で突然の筋トレがスタート。反復横跳びでダウンしてしまう他の4人に見せつけるように、藤都子はステージに運び込まれたバーベルを見事に持ち上げ筋肉アピール。さらに場内のファンも巻き込んでのスクワットなどでハイテンションなステージを繰り広げてみせた。

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

続いてはDJ&Mp.の千石ユノ。キライなものはキライでいい、その先で見つけただいじなもの抱きしめてという想いを語り、仲町とのパワフルなシャウト&ハーモニーで自分の生き様をぶつけるような鋭いリリックの「ビッグマウス」「Calling」を熱唱した。

そしてこのパートの最後を占めるのは、Vo.仲町あられ。ただ一人の時間と音楽が好きなだけの人間だった自分に、一緒に過ごして音楽を共有する楽しさを夢限大みゅーたいぷが教えてくれたと語り、そんな夢と想いが詰まった曲として「コハク」「グラディエント」を情感たっぷりに熱唱。「コハク」のラストを締めくくるロングシャウトには大歓声が巻き起こった。

■TVアニメ化を始めとする驚きの発表の連続! ここからが夢限大みゅーたいぷの新たな始まり!

盛り上がりどうしのライブもいよいよ終盤戦に。SFチックなメロディとリリックで生きる喜びを激しく唄う「Hi-Vision」、そしてラストナンバーはライブ初披露となる3rd Singleの表題曲「真夜中遊園地」。彼女達の幻のデビュー曲であり、日陰から仲間と自分達の物語へ飛び出していく夢限大みゅーたいぷの思いを力強く激しく唄い、最高の盛り上がりでライブを締めくくった。

だが、まだまだ盛り上がりたい場内のファンからはすぐさまアンコールが巻き起こる。そしてしばらくすると、スクリーンに結成初期の配信活動やライブなど、彼女達の足跡を振り返る映像に盛り上がる。そしてスクリーンに白基調の新衣装をまとった5人の姿が映し出されるとアンコールステージがスタート。

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

仲町あられの「アンコールいくぞー!」の叫びと共に、YouTube公式チャンネルでの生配信も交えてスタートしたのは、7月にデジタル配信されたばかりの「Dream Voyage」。仲町あられと千石ユノがアリーナ後方から登場し、ファンの間を練り歩きながらの熱唱というサプライズに場内もさらなる大歓声に包まれた。

歌い終えてのお知らせコーナーでは、ここまでのライブの歩みを収めたBlu-ray『ゆめみたのあゆみ』や、1st Album『プログレスサイン』のリリース決定、そして全国47都道府県を単独ライブや様々なイベント形態のライブで巡る、夢限大みゅーたいぷ 47都道府県制覇の旅「スーパーポジション」開催決定など、ファンには嬉しい情報が続々と発表。

全国を巡ることへの期待と、こんな機会が与えられるくらいに応援し続けてくれたファンへの感謝を述べると、「まだ聴いてない曲あるよねー?」というゲキとともに、ライブの定番曲である「コミュ着火Fire!」で会場が一体になって盛り上がり、アンコールステージは締めくくられた。

そして再度のアンコールが巻き起こると、再びライブ冒頭のオーバーチュア映像がスタート。最初と違うのは、制作風景やリハーサル風景など今日のライブに向けてがんばる5人のリアルな姿が映し出されたこと。そして始まったのは、何とアニメで5人の姿が描かれたMVと共に初公開された新曲「チューニング」。アニメーションMVとシンクロしながら繰り広げられるライブという予想外の衝撃に、場内は驚き交じりの大歓声に包まれながら盛り上がった。

(C)BanG Dream! Project

(C)BanG Dream! Project

さらに「本日一番伝えたいこと」として、TVアニメ『バンドリ! ゆめ∞みた』の2026年放送決定が伝えられると、割れんばかりの拍手と歓声が場内に響き渡った。さらにここからはスマホでの撮影が解禁され、みんながアニメ化発表ビジュアルと共に5人の記念すべき瞬間を写真に収めていく。そしてアニメが実現したのはスタッフやファンの応援、そして10年間『BanG Dream!』を支えてくれた先輩バンドのみなさんのおかげだと感謝を伝え、ここからさらなる未来を築いていこうと誓った。

「どんな未来があるかわからないけど、一緒についてきてくれますかー!」

そんな仲町あられのゲキとともに正真正銘のラストナンバーとして再び「夢現妄想世界」の全力パフォーマンスがスタートし、ファン共々最後の力を振り絞るように最高潮の盛り上がりを見せる。

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

さらに終了後は客席へのピック投げ、かけ声の大きいノリの良いカメラマンによる記念撮影、そしてステージを巡りながら全方位のファンにお礼を述べて、最後は生声での「ありがとうございました!」で、終始パワフルなパフォーマンスが繰り広げられた4th LIVEを大団円で締めくくった。

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO) (C)BanG Dream! Project

「未来の扉の鍵を開ける」というライブタイトル通りに、夢限大みゅーたいぷのさらなる未来の可能性を見せてくれた過去最大規模の単独ライブ。2026年はTVアニメと全国ツアーでどんな楽しい未来を見せてくれるのか、期待せずにはいられない一夜となった。

取材・文:斉藤直樹 写真:福岡諒祠(GEKKO)、Lin Okuno(GEKKO)
 

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