PSY・S[saiz] デビュー35周年記念、「ATLAS」初アナログ化と「”ATLAS” Tour ’89」の初ブルーレイ化が決定

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PSY・S[saiz] 「ATLAS」
PSY・S[saiz] 「ATLAS」

PSY・S[saiz]の5枚目のオリジナルアルバムと同年のツアーを収めた映像作品が装いを新たに6月17日に発売されることが決定した。

PSY・S[saiz]は1985年にデビューした松浦雅也とチャカによる音楽ユニットで、1996年8月1日に惜しまれつつ解散した。今回発売される「ATLAS」は1989年7月21日に発表された彼らの5枚目のオリジナルアルバムで、当時はこの作品からPSY・S[saiz]のアナログ盤リリースが無くなり、CDとカセットのみでリリースされた。前作までのフェアライトを中心としたポップ・ロック路線から一歩踏み出し、生音感が増し、ライブ活動も積極的に行っていた時期の傑作アルバムで、シングル曲「ファジィな痛み」「Wondering up and down ~水のマージナル~」他、全10曲を収録。

今回のアナログ盤化にあたり、松浦雅也監修のもと、ソニー乃木坂スタジオで初となる1/2インチのオリジナルマスターテープからダイレクト・カッティングを行った。また収録曲順、及びジャケットも今回のアナログ盤用にリニューアルされる。

一方、同時発売となる「LIVE PSY・S Looking For The “ATLAS” Tour ’89」は「ATLAS」リリース時のツアーから1989年10月21日の東京・中野サンプラザの模様を収録したもので、1990年2月21日にVHSとLDで発売された。今回、画質・音質を大幅にアップしたHDリマスター版ブルーレイで再発される。また、ボーナス映像の収録が予定されている。

松浦雅也 コメント

デビュー35周年記念として、過去の作品が新しい・古いメディアで再発されることは、本当に喜ばしい限りです。特にアナログレコードの方は、1990年頃、SMEさんが一旦レコードの製造を終了されてから、30年後の今、再びアナログマスターテープからレコード化する作品の第1弾となり、何とも光栄なことです。

今回のリリースされる2作品はどちらも、音楽的ターニングポイントにあたる時期のものですが、今回の稀有な機会を得て、また当時とは違った新しい不思議な鈍い光を放っているように聴こえる気がしました。単なる復刻を越えた、新鮮さが垣間見える作品に仕上がり、デザインや特典映像など少し工夫を加えさせて頂きました、是非!!

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