清水翔太ライブツアー「FLY」完遂、武道館公演では感極まって涙も

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清水翔太が2017年6月にリリースしたアルバム「FLY」を携えてスタートさせたツアー「清水翔太LIVE TOUR 2017 “FLY”」を8月12日、13日と日本武道館公演を大成功させ、8月20日の大阪城ホール公演をもって、全20公演のツアーに幕を閉じた。

日本武道館公演では大盛り上がりのファンにこたえる形で予定になかった「HOME」を弾き語りで披露し、オーディエンスと一体となるサプライズがあったり、 デビュー以来約10年を過ごしてきた“Tokyo”というアウェーでの戦い、そこで掴んだものや新たにできたHOMEを「Tokyo」に込めて歌い上げ、 感極まって涙したエモーショナルなパフォーマンスで会場に来た多くのファンの心を揺さぶるライブとなった。

ライブ冒頭、ソールドアウトで 超満員の会場にアルバム「FLY」をイメージしたオープニングムービーが流れ、大歓声が沸く。ムービーが終わり幕が落ちると、バンドメンバー5人、コーラス3人、ダンサー4人、そして清水翔太の計13人がステージに姿を現し、大歓声の中「Sorry Not Sorry」でライブがスタート。アルバムタイトル曲「FLY」を曲名通り生き生きと自由に披露し、続く「CREAM」ではダンスパフォーマンスでも観客 を魅了した。

「新しいアルバムのツアーだけど、ちょっと昔の曲もやって良いですか!?」とファンに投げかけて「YOU&I」の冒頭をアカ ペラで歌い上げ、「ナツノオワリ」と旧譜曲を続けた後、2月のデビュー10周年時にリリースした「FIRE」を披露すると、一気に今の清水翔太のエッジー な雰囲気に包まれた。「みんなとLIVEで大合唱する事をイメージしながら作ったから歌える人は歌って」と「Because of you」を歌い、会場は大合唱に。続けて「花束のかわりにメロディーを」をピアノ伴奏のみで歌い上げると一旦ステージを後にした。

バンドメンバーによる演奏をバックに、ダンサーの4人が激しいダンスパフォーマンスを披露し終えると、衣装を変えた清水翔太が再びステージに登場。 「ANIMAL」「いつもBlue」とアップテンポな楽曲で盛り上がる中、そのまま「Drippin’ feat. IO, YOUNG JUJU」へ。日本武道館公演、大阪城ホール公演ではアルバムでコラボレーションを果たしたKANDYTOWNのIO、YOUNG JUJUをスペシャルゲストとして呼び込み、会場は大歓声に包まれた。

「夢がさめないように」ではソファに座り、テーブルには COCALEROが置かれ、まるで隣で一緒に飲んでるかのような雰囲気を演出。その後のMCでは「自分を見出してくれたスタッフに恩返ししたいと思ってる けど、それは自分の力で作る自分の音楽を評価してもらうことで叶えたい」と感謝を語ると同時に「こうやって全て自分の力で作った楽曲が評価されて売れるこ とで、今の音楽シーンに一石を投じて行きたい」と決意を語ると、前年配信を中心にヒットした「My Boo」を力強く歌唱し、本編最後に「Damage」を披露した。

アンコールに応えて、ツアーTシャツを身に着けた清水翔太が再度登場し 「Impossible」から、アンコールパートを更に盛り上げんと「君が好き」を続けてパフォーマンスし、サビの“君が好き 一番大切な人”の歌唱シー ンでは、客席の一人の女性を指差し目を合わせて歌い、再び歓声の渦が巻き起こった。

ラストの「Tokyo」を歌う前に上京から今までの “Tokyo”でやって来た生き様を語り、「みんながいつかアウェーで戦わなくてはならなくなったときに、「そういえば翔太頑張ってたな」ってもう少し頑張れたりしてくれたら嬉しいです」と応援の意味と、自身の10年間の想いも込めて「Tokyo」を披露し、「清水翔太LIVE TOUR 2017 “FLY”」を終えた。

清水翔太LIVE TOUR 2017 “FLY”セットリスト
01.Sorry Not Sorry
02.FLY
03.CREAM
04.YOU&I
05.Feel Good
06.ナツノオワリ
07.FIRE
08.Because of you
09.花束のかわりにメロディーを
10.DANCER PART
11.ANIMAL
12.いつもBlue
13.Drippin’ feat. IO, YOUNG JUJU
14.夢がさめないように
15.My Boo
16.Damage

EN1.Impossible
EN2.君が好き
EN3.speechless
EN4.HOME(武道館公演のみ)
EN5.Tokyo
EN6.夢の続き-Interlude-

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