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Deezer、アルゴリズムプレイリストの制御性高める「Flow Tuner」導入

ビジネス 海外

フランスの音楽ストリーミングサービスDeezerは2月13日、主力のレコメンデーション機能「フロー」に、新たな制御機能「フロー・チューナー」を導入すると発表した。

これにより、ユーザーの聴取行動に基づくアルゴリズムでパーソナライズされた楽曲を再生する「フロー」で、ユーザーが特定のジャンルやサブジャンルを追加・削除し、アルゴリズムの方向性を調整できるようになった。

DeezerはかねてAI音楽を検知・タグ付けし、アルゴリズムによるおすすめと編集プレイリストから自動的に除外しており、フロー・チューナーのアルゴリズムによるおすすめにもAI生成楽曲は含まれない。

同社プロダクト責任者のマリン・ローラン氏は、フロー・チューナーについて「『レコメンデーションはブラックボックスであってはならない』というシンプルな考えに基づいている」と説明している。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「欧州音楽サブスク大手Deezerがレコメンデーション機能「フロー」にユーザー制御機能「フロー・チューナー」を導入。ジャンルやサブジャンルを追加・削除し、アルゴリズムの方向性を調整できる。「レコメンデーションはブラックボックスであってはならない」という設計思想だ。この流れは音楽に限らない。Instagramは2024年11月に「おすすめのリセット」機能を発表、2025年にかけて全世界展開した。ユーザーがアルゴリズムをゼロから再構築し、トピック設定で興味を編集できる。Spotifyも「Prompted Playlist」で「アルゴリズムの制御権をユーザーに渡す」と宣言している。TikTokが「Interest Graph」で革命を起こして以来、各社は「より精密なパーソナライズ」を競ってきた。今、その競争軸が「透明化」と「ユーザー主権」へ移行しつつある。Deezerの強みはAI生成楽曲の自動除外。「何を聴くか」だけでなく「何を聴かないか」の選択権も、これからの差別化要因になる」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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