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ソニー、音楽著作権ビジネス収入が初の30億ドル突破 25年10月〜12月期

ビジネス 海外

ソニーのレコード音楽事業と音楽出版事業を合わせた売上高は、2025年10月〜12月に30億1,000万ドル(約4,672億円)となり、四半期ベースで初めて30億ドルを突破した。前年同期比で11.4%拡大している。ソニーグループが公表した決算報告書を基に、Music Business Worldwide(MBW)が独自に米ドルに換算して算出した。

この計算では、ソニーの全世界における音楽制作事業および音楽出版事業は含まれるが、ゲームやアニメなどの「ビジュアルメディア・プラットフォーム」部門の売上高は除外されている。

なお、音楽マーチャンダイジングやライセンシングを含む、ソニーの「付随的」音楽著作権ビジネスは「レコード音楽」の売上として計上されている。

売上高を部門別に見ると、レコード音楽事業は11.2%増の23億ドル。うち14億5,000万ドルはストリーミング(サブスクリプション収入+広告収入)によるもので前年から11.7%伸びている。フィジカルは15.4%増の2億2,910万ドル、「付随的」音楽著作権ビジネスは28.6%増の5億8,350万ドルだった。

音楽出版部門は12.2%増の7億300万ドル。このうち4億1,800万ドルはストリーミング由来で13.0%拡大した。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「ソニーミュージックが相変わらず絶好調。2025Q4決算は前年同期比11.4%増で、初の30億ドル超えの30億1,000万ドル(約4,672億円)に。この数字には日本のソニーミュージック傘下アニプレックスなどの強力なアニメ・ゲーム売上は含まれていない。原盤権(レーベル)関連は11.2%増、作詞作曲関連(出版)は12.2%増、ストリーミングは11.7%増、CD等は15.4%増そして最も伸びているのが「付随的」音楽著作権ビジネスで28.6%増の5億8,350万ドルだ。付随的とはライブ関連、シンクロ関連(CM等)、アーティストサービス関連(傘下のディストリビューター=オーチャードのアーティストのA&Rなど)になる。特にアーティストサービス関連の伸びは他のメジャーレーベルにとって先行事例になっているだろう」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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