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ワーナー・ミュージック、Feed.fmと提携 アプリ向け音楽クリップ提供

ビジネス 海外

ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)は11月13日、デジタルプラットフォーム向け音楽統合サービスを手がける米国のFeed.fmとの提携を発表。アプリ開発者が自社プラットフォームにライセンス取得済みの楽曲クリップを統合できるAPI「Feed Clips」を共同でリリースした。

企業のSNS広告における音楽の無断使用が問題となる中、開発者が安全で拡張性の高いシステムを通じて、高品質で完全ライセンス取得済みの楽曲クリップを容易に統合できるようにする。この提携により、Feed.fmはAPI経由で提供されるライセンス取得、コンテンツキュレーション、アプリ内体験を含む音楽クリップ向けのエンドツーエンドソリューションを提供する音楽技術プロバイダーとなった。

このAPIは、WMGと所属アーティスト、作家がソーシャルプラットフォームに音楽を配信し、音楽発見とファン層拡大、収益化の手段を提供。一方の開発者向けには、コンテンツキュレーション、APIサポート、組み込みの使用状況レポートを備えた、即時利用可能なシステムを提供する。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「ワーナーミュージックが、アプリに音楽を提供する権利プラットフォームのFeed.fmと提携。APIもあるので、ソーシャルメディアなどでもワーナー所属のアーティスト、作家が作品を安全に収益化できるようになる。APIは開発者が即時利用できるような仕組みになる。今後、同様のことが他のメジャーレーベルでも進みそうで、サブスク以外のアプリでも音楽の収益化を進めるトレンドの一環だと感じる」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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