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HYBE、インド法人「HYBE INDIA」設立 人口14億の巨大市場へ本格進出

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HYBEは9月24日、インド現地法人「HYBE INDIA」を設立し、14億の人口を抱える巨大市場への本格的な挑戦を開始すると発表した。HYBEが韓国以外に本部を設立するのは、HYBE JAPAN、HYBE AMERICA、HYBE LATIN AMERICA、HYBE CHINAに続き5拠点目となる。

HYBE INDIAは今月、インドの文化・エンターテインメントの中心地であるムンバイに設立登記を完了。ムンバイはボリウッド映画産業や現代美術、舞台芸術が集約された都市で、グローバル音楽・コンテンツ企業が戦略拠点として注目する地域でもある。

同社が掲げるミッションは「インドの声が、世界の物語になるまで(WHERE VOICES OF INDIA BECOME GLOBAL STORIES)」。インドで才能あるアーティストを発掘・育成し、世界へと繋いでいく抱負が込められている。

人口14億6000万人を擁するインドは音楽分野でも巨大市場で、ストリーミングユーザー数は1億8500万人と世界で2番目の規模を誇る。近年K-POPの人気も急成長しており、韓国国際文化交流振興院の調査によると、2023年のインドにおけるK-POP音源のストリーミング再生回数は2018年比で362%急増した。

今回のインド法人設立は、2024年8月よりHYBEが掲げる「マルチホーム・マルチジャンル」戦略の一環。HYBEはK-POPの制作システムを現地に導入し、インドに最適化されたトレーニングシステムを構築することで、世界最高水準のアーティスト育成を目指す。

HYBE INDIAは、アーティスト発掘・育成から音源制作、マネジメント、マーケティング、コンサート企画に至るまで、音楽産業全般を網羅するHYBEの「360度機能」を現地に展開。現地でのオーディションを通じた新人アーティストの発掘・育成に加え、既存のHYBE MUSIC GROUP傘下アーティストのインドでの活動も積極的に支援していく予定としている。

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