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HYBE、売上高が過去最高も73%減益 2025年

ビジネス 海外

HYBEは2月12日、2025年12月期の総売上高が前年比17.5%増の2兆6,498億7,000万ウォン(約2,835億5,500万円)となり、過去最高を記録したと発表した。

一方、営業利益は499億2,000万ウォンと、1年前から72.9%縮小。営業利益率は1.9%と、1年前の8.2%から低下している。

売上高を部門別に見ると、アーティスト直接関与事業は、1兆6,840億6,400万ウォンで16.4%拡大。このうち、レコード音楽は7,729億6,000万ウォンで10.2%縮小した半面、コンサートは69.4%増の7,639億4,900万ウォンと過去最高を記録。レコード音楽にほぼ匹敵する水準となった。広告・出演は9.4%拡大した。

アーティスト間接関与事業は9,658億600万ウォンと19.3%増加。うち、マーチャンダイズ・楽曲ライセンスは35.8%伸びた。コンテンツは9.9%減った一方、ファンクラブ・その他は34.0%増えた。

第4四半期(10〜12月)に限ると、売上高は前年同期比1.4%減の7,164億2,700万ウォン、営業利益は92.9%減の45億7,700万ウォンだった。

グローバルファンプラットフォーム「Weverse」は、月間アクティブユーザー数(MAU)が昨年末時点で1,120万人と、1年前の940万人から増加したものの、前期からは40万人減少した。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「BTS擁するHYBEが売上過去最高、営業利益73%減——見出しだけ見れば危機だが、中身を読めば「計画通りの投資フェーズ」だ。北米事業をマネジメント型からレーベル型IPモデルへ転換するため2,000億ウォンの減損を計上。新人デビューの先行投資も重なり、営業利益率は8.2%から1.9%へ急落した。一方でWeverseは年間黒字化を達成。MD・ライセンスは35.8%増、ファンクラブ関連は34.0%増と「スーパーファン経済」の基盤は着実に拡大している。2025年に279公演を実施しBillboard「Top Promoters」で世界4位に躍進、コンサート収益はレコード音楽とほぼ同額に。BTS完全復帰でインフラへの投資が一気に回収される構図——2026年こそ本当の「収穫期」になりそうだ」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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