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Spotify、「Radar」参加者が1,000組を突破 新進アーティスト支援プログラム

ビジネス 海外

Spotifyは9月9日、新進アーティストを紹介するプログラム「RADAR」に参加したアーティストが、2020年の導入以来、累計1,000組を突破したと発表した。

RADARに選出されたアーティストは、全世界で累計3,380億回以上の再生回数を記録。65億回以上のリスナーによる新規発見が生み出され、楽曲がプレイリストに追加された回数はSpotify公式で150万回超、ユーザー作成プレイリストで11億回超となっている。

RADARプログラムは現在、Spotifyが事業を展開する全183カ国で実施されており、2022年からは12市場でソングライターも支援の対象となっている。

現時点で史上最も再生されたRADARアーティストはPeso Plumaで、2023年5月の参加から、1カ月で月間リスナー数が55%伸びた。このほかRADAR出身アーティストには、aespaやRachel Chinouriri、Teen Jesus and the Jean Teasers、藤井風らがいる。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「Spotifyの新進アーティストのパワープッシュ枠といえるプレイリストRADARが1000組の紹介を達成。リスナーによる発見回数は実に65億回に到達。12年前、Spotifyの登場で音楽配信が音楽メディアになると予測したが、これまでRADARに載ったJ-POPアーティストはサバシスター、離婚伝説、tuki.、あいみょん、King Gnu、Vaundy、藤井風、Official髭男dismと今では錚々たる感じになっている。今年だとAKASAKI、乃紫、Billyrrom、Lavt、reinaが現時点で登場している」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。