広告・取材掲載

広告・取材掲載

カバー、ホロライブ所属タレントへの権利侵害行為で刑事・民事対応 現在進行中の法的手続きも多数

ビジネス 音楽業界

カバーは8月13日、同社および「ホロライブプロダクション」所属タレントに対する誹謗中傷等の権利侵害行為について、法的対応を行い権利侵害を行った人物を特定した。

刑事対応では、同社から許諾を得ることなく所属タレントのイラストを使用した商品の製造および販売を行っていた人物について、刑事責任追及のため警察署へ告訴状を提出し受理された。警察署の捜査により対象者が特定され、検察庁へ送致されている。現在検察庁において、著作権法違反被疑事件として対象者の刑事責任を追及する手続きが進行中となっている。

民事対応では、SNSサービス上で所属タレントを侮辱し、名誉感情権を侵害する投稿を行っていたアカウントについて、裁判所より発信者情報開示請求が認められ、対象者を特定。対象者に対し損害賠償として金銭の支払い、権利侵害行為の謝罪、今後同様の行為を行わないことを求め、提示した条件のとおり示談が成立した。

同社は「上記のほか、当社および当社所属タレントに対する誹謗中傷等の権利侵害行為について、現在進行中の法的手続きが多数ございます」とし、今後も権利侵害行為に対して民事上の責任追及のみならず、刑事上も厳粛に対応していく方針を示した。

関連タグ