iPhoneロック画面、サードパーティー製アプリでもアニメーションアートワーク表示が可能に

アップルは今秋に導入予定の次期OS(オペレーティングシステム)「iOS 26」で、サードパーティーの音楽アプリがiPhoneのロック画面にアニメーションのアルバムアートワークを表示できるようにする。
これまでApple Musicでのみ利用できたが、iOS 26ではサードパーティーのアプリ開発者がこの機能を提供できるよう新たなAPIが導入された。
このAPI「MPMediaItemAnimatedArtwork」は、開発者SDK(ソフトウエア開発キット)でテスト可能。音楽ストリーミングアプリだけでなく、オーディオブックやポッドキャストでもビデオアートワークを提供できる。
Spotifyがこの機能を利用するかどうかは不明だ。同社はこれまで、アップルのエコシステム向けの新機能を優先的に提供してこなかった。
iOS 26のロック画面では、iPhoneのディスプレイ上にフルスクリーンで再生中のアルバムアートワークのアニメーションが表示され、半透明の「Liquid Glass(液体ガラス)」デザインの操作パネルが重ねられる。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「iPhoneの待受画面にアニメーションするアルバムアートワークを表示できるのはApple Musicだけだったが次のiOSからSpotifyでも使えるようになるかもしれないというニュース。ジャケ写関連だと、HomePodに正方形のスクリーンを付けると噂が立っているAppleのHomePad(仮称)がジャケ写関連の新しいヒントになりそうで期待している」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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