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CRI・ミドルウェア、24年10月〜25年3月期は利益倍増 通期予想を上方修正

ビジネス 音楽業界

映像・音声に特化したミドルウェアを展開するCRI・ミドルウェアは、2025年9月期第2四半期(中間期)の連結業績(2024年10月1日~2025年3月31日)を発表した。

売上高は18億5,590万円(前年同期比23.8%増)、営業利益は3億8,752万円(同108.8%増)、経常利益は3億9,088万円(同104.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は2億7,146万円(同78.2%増)となった。

ゲーム事業は、同社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」等の国内許諾売上は、当第2四半期が好調に推移したことにより増加。海外向けは、中国において第3のOSがローンチされた効果と、欧米圏で引き続き新規の許諾売上を複数獲得したことにより増加した。株式会社ツーファイブが行う音響制作は、第1四半期に引き続き、当第2四半期でも大型の音声収録業務を受注したことにより、大きく増加。なお、「CRI TeleXus」への研究開発投資は当セグメントにおいて継続して行っている。当セグメントの売上高は9億4,886万円(前年同期比20.8%増)、セグメント利益は1億2,879万円(同90.2%増)となった。

エンタープライズ事業は、組込み分野の売上が、カラオケ案件で第1四半期に大型の許諾売上があったことに加え、当第2四半期でリアルカジノ向けの新規許諾売上が計上されたことにより、大きく増加。モビリティ分野の売上は、新製品となる車載メーターグラフィックソリューション「CRI Glassco」が本格的に立ち上がったことに加え、車載サウンドソリューション「CRI ADX Automotive」の採用も順調に増加したことにより、大きく増加した。クラウドソリューション分野の売上は、R&Dフェーズへのシフトのため、受託業務量を計画的に減らしたことにより、減少。当セグメントの売上高は9億703万円(前年同期比27.0%増)、セグメント利益は2億5,872万円(同119.4%増)となった。

通期の連結業績予想は、当中間連結会計期間までの好業績を鑑み、2024年11月7日に公表したものを上方修正。売上高は前期比11.5%増の35億3,000万円、営業利益は同49.3%増の5億5,500万円、経常利益は同45.0%増の5億5,600万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同35.0%増の4億1,100万円を見込んでいる。