「フォートナイト・フェスティバル」、初音ミクをヘッドライナーに抜擢
米エピックゲームズは1月13日、運営するオンラインゲーム「フォートナイト」内の無料リズムゲーム「フォートナイト・フェスティバル」のシーズン・ヘッドライナーに、初音ミクを迎えると発表した。
過去には、ザ・ウィークエンドやレディー・ガガ、ビリー・アイリッシュ、カロルGらがヘッドライナーを務めてきた。
初音ミクが登場するシーズン7は、4月8日まで開催。同アーティストをテーマにしたバーチャルアイテム（衣装や楽器など）が登場し、プレイすることによってアンロックしたり、ゲーム内ストアで購入できたりする。
同社は併せて、新たにジャムトラック（演奏できる曲）を追加。SAWTOWNE ft. 初音ミクの「M@GICAL☆CURE! LOVE ♥ SHOT!」、ブリトニー・スピアーズの「Work Work」、Cakeの「Short Skirt/Long Jacket」、ジェニファー・ロペスの「Love Don’t Cost A Thing」が演奏できるようになった。
さらにシーズン7からは、クリエーターが対象となるジャムトラックを使用した動画で収益化できる期間を7日間に限定。これ以降は、当該音楽の権利保持者が収益化を主張できるようになる。
（文：坂本 泉）
榎本編集長
「初音ミクがフォートナイト・フェスSeason7のヘッドライナーに決定。これまでザ・ウィークエンドやレディー・ガガ、ビリー・アイリッシュなどがヘッドライナーに登場しており、今年18周年を迎える初音ミクが世界的なアーティストと認められたといえるかもしれない。フォートナイトは一日平均6千万人のユーザーが利用（DAU）。2か月前の音楽イベントではスヌープ・ドッグやアイス・スパイス、エミネムが登場し同接1,430万人の新記録を樹立した。課題とされていた音楽系バーチャルイベントのビジネスモデルもアーティストとゲームアイテムを絡めることで課金の道筋が既に見えている」ライター：坂本 泉（Izumi Sakamoto）
フリーランスのライター／エディター／フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。
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