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8,000万人が毎日集うRoblox、音楽発見の促進で新機能 音楽チャートなど

ビジネス 海外

デイリーアクティブユーザー(DAU)約8,000万人を抱える大人気のメタバースサービス「Roblox(ロブロックス)」は9月6日、毎年恒例のRoblox開発者会議(RDC)で、音楽関連の新機能3つを発表した。 

同プラットフォーム上での音楽発見の促進を目的に、2025年初めまでに2つの新機能「What’s Playing」と「音楽チャート」を導入する。 What’s Playingにより、ユーザーはバーチャル体験に没頭しながら、音楽の発見とその曲の特定、お気に入りの曲への「いいね!」ができるようになり、これら「いいね!」を元に音楽チャートが作成される。 

併せて、DIYアーティスト向けディストリビューション・プラットフォーム「DistroKid」 の統合を正式に発表。DistroKidのアーティストは、Robloxのクリエイターに楽曲を提供できるようになる。ただし、Music Business Worldwide(MBW)は、少なくともベータプログラムに登録したアーティストには、ロイヤリティーが発生しないことが示唆されていると報じている。 

Robloxは近年、音楽業界との関わりを深めており、世界3大メジャーレコード会社がいずれもプロモーションなどに活用している。 

(文:坂本 泉)  

 

榎本編集長

「メタバースなんて流行ってもないという大人の認識を覆し、子どもたちを中心に毎日8000万人を集めるRobloxは、世界のメジャーレーベルも注目し提携が進んできたが、ここへきて音楽機能を充実させてきた。以前も触れたが人の音楽趣味は14歳前後で固定する。Robloxの音楽チャートが重視される時代が来るだろう」 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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