ワーナーミュージック・ジャパンのADA、トライデント・ミュージックエンタテインメントと配信受託契約を締結 配信領域にロカビリー加わる

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ワーナーミュージック・ジャパン

ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)のオンライン・デジタル配信サービスを行うADA本部はトライデント・ミュージックエンタテインメントと配信受託契約を締結し、トライデント所属のロカビリーバンドThe Biscatsの全楽曲配信を開始した。

トライデントとの本契約により、ADA Japanのデジタル配信領域に、新たにロカビリーが加わった。ロカビリーは 1950年代にロックンロールとヒルビリーの融合から生まれ、早いテンポとノリのいい明るい曲調が特長。アメリカ固有で発展したため日本ではアーティスト層があまり厚くないものの、バブル期に日本オリジナルの曲調や歌詞が誕生、現在も多くの固定ファンを持ち、多様化する現代リスナーにも違和感ないジャンルとなっている。

国内ロカビリーアーティストが年齢を理由に減少する中、The Biscatsはメンバー3名全員が30代と若く、その存在のレアさ、80〜90年代ヒットナンバーのカバーやSNS発信力により将来性のあるアーティストとして注目され、毎年のイベントやツアーが各地でソールドアウトとなるなど人気が高まっている。

ADA本部長 エリック・ジュ氏コメント

「The Biscats」は国内でロカビリーを発信する唯一無二の若手アーティストとして存在感を高めつつあり、その活動は当社のみならず音楽業界全体にとっても大切な意味を持つと感じています。ポジティブでノリのよい彼らのロカビリーを通じて、リスナーの皆さんにさらに明るく元気になっていただきたいと願っています。

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