ワーナーミュージック・ジャパンのADA、DMM.comと配信受託契約を締結

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ワーナーミュージック・ジャパン

ワーナーミュージック・ジャパンのADA本部は、総合サービスサイトを運営するDMM.comとの配信受託契約を締結した。同契約の下、ADA Japanは、DMMが運営する総合動画配信サービス「DMM TV」のオリジナル番組の全音楽作品を対象に、グローバル・デジタル配信を担う。

ADA JapanはWMJの一部門として、オンラインディストリビューションサービスを展開しており、国、地域を含む世界200以上のテリトリーに楽曲をデジタル配信している。昨年はバンダイナムコミュージックライブと配信受託契約を締結。同社アニソン作品を世界にデジタル配信し、ファン層拡大に寄与してきた。

DMM TVはアニメを主軸に、バラエティや2.5次元舞台・ミュージカル、ドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツを提供する、DMMの総合動画配信サービス。DMM TVは「DMMプレミアム」に加入することで視聴できる。累計登録者数は2023年8月時点で100万人を超えている。

今回の契約では、声優をフューチャーした番組、バラエティ番組やドラマなど、DMM TVの全てのオリジナル番組の全音楽作品が配信対象となる。同契約を機に、DMM TVの番組の既存ファンに加え、国内外の潜在ファンにもDMMの番組や音楽の魅力が伝えられるとしている。

なお、9月1日より、ADA Japanによる配信第一号として、DMM TVのオリジナルドラマ番組「横道ドラゴン」のサウンドトラック配信が開始している。

DMM.com COO/DMM TV 総合プロデューサー 村中悠介氏コメント

ワーナーミュージック・グループ下のADA Japanはグローバル・デジタル音楽配信プラットフォームと連携しており、当社のオリジナル番組の音楽作品を世界に向けて配信する上で非常に心強いパートナーです。今後、DMM TVオリジナルのコンテンツの魅力が日本から世界に羽ばたき、音楽だけでなく番組のファン層も広がるよう期待しています。

ワーナーミュージック・ジャパン 代表取締役社長兼CEO 小林和之氏コメント

DMM TVはファンとのエンゲージメントを大切にしており、当社ADA Japanチームもその想いを汲んでいます。迅速なグローバル配信を展開し、世界中でDMM TVのファンが生まれるよう寄与したい。

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