アミューズ、自然環境・ウェルネス・地方創生をテーマにした新プロジェクト「FUN OUT!」始動

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アミューズは5月23日、コロナ禍を経て失われた“人間らしい生き方”を取り戻すために、自然環境、ウェルネス、地方創生をテーマにした「FUN OUT!」プロジェクトを開始すると発表した。

2021年7月に本社を山梨県・西湖へ移転した同社が、日本の重要な資産の一つでもある富士山の麓という自然環境を舞台に、エンターテインメント企業ならではの新たな事業を、地域や地域事業者と共創しながら展開することにより、新たな経済循環や地域創生の活性化に取り組む。

コロナ禍で人々のコミュニケーションの変化が加速し、オンラインやウェブ会議、仮想空間の中に活動の中心が移り変わってきた。その一方で、自然環境や人々の健康、地域の課題に向き合うことへの重要性に、今まで以上に社会の注目が集まっているが、同社は「FUN OUT!」プロジェクトを「社会循環型アクティビティ・ブランド」として位置づけ、「UPCYCLE LIFE」(心身の浄化・原点への回帰・自然との共生・常時接続からの解放)をコンセプトに、長年のエンターテインメント業で培ったノウハウを活かし、既存の枠に収まらない“ワクワクする”要素を加えたアウトドア・エンターテイメントを提供するとしている。

また、同社は4月から新たにアドベンチャー事業部を立ち上げ、1950年に誕生して以降、さまざまなウォーターアクティビティを世に送り出してきた米国カリフォルニア州に本社を置くHOBIE CAT COMPANYと国内総代理店契約を締結し、HOBIE JAPANを始動。足漕ぎSUPやカヤックの国内独占販売およびサービス拡大に取り組んでいる。

今後は、山梨県内にて地域の事業者や団体と連携しながら、自然環境を活かしたコンテンツ・サービスの開発、施設やエリアなどの再創生など、共創事業を展開していくとのこと。

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