Amazon Music、島田和大氏がアマゾンジャパン デジタル音楽事業本部 ゼネラルマネージャーに就任

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島田和大氏

Amazon Musicは11月5日、レネ・ファスコ氏の後任として島田和大(しまだ・かずひろ)氏が、アマゾンジャパン デジタル音楽事業本部・ゼネラルマネージャーに就任することを発表した。

これまでアーティスト&レーベルリレーションズ本部長を務めた島田氏は、レーベルリレーションズ、アーティストマーケティング、プログラミング、エディトリアルなどのMusic industryチームに加え、コンテンツアクイジション、ビジネスインテリジェンス、マーケティングチームのリーダーを統括する。島田氏は、今後、Amazon Musicのゼネラルマネージャーとして、Amazon Music Unlimited、Amazon Music PrimeなどのAmazon Musicすべてのサービスを担当する。

島田氏は、「レネの後を継いで、日本のAmazon Musicのゼネラルマネージャーに就任することは、大変名誉なことです」「レネのリーダーシップのもと、私たちは驚異的な事業成長を達成し、すべてのサービスでお客様の体験を向上させてきました。今後もレーベルやアーティストと密接に協力して、共に革新し、素晴らしいコンテンツと顧客体験をファンの皆様にお届けできることに興奮と感動を覚えています」と述べている。

レネ・ファスコ氏は、新規事業担当ディレクターとして引き続き日本国内での新規および戦略的な事業機会をリードしていく。これには、ポッドキャストの革新や、製品チームによる新機能の構築などが含まれ、アーティストがファンとつながる機会を増やしていくとしている。

今回の発表について、レネ・ファスコ氏は「この3年間、日本のアーティストやレーベルと一緒に仕事ができたことを光栄に思います。この間、Amazon Musicと私を支えてくださったすべてのパートナーの皆様に心より感謝申し上げます。私は、島田が私たちのビジネスのリーダーシップを引き継ぐことを楽しみにしており、新しい役割での島田の幸運と成功を祈っています」と述べている。

島田氏は、2020年にデジタル音楽事業本部 アーティスト&レーベルリレーションズ本部長としてAmazon Musicに入社。それ以前は、2010年からユニバーサル ミュージックグループのコーポレート・エグゼクティブとして、ビジネスアフェアーズ、デジタル・ストリーミング事業開発を含む複数の事業部門を統括していた。

島田氏は、1996年に英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを卒業後、三菱商事でキャリアをスタートさせ、その後、2006年にMTV Networksの戦略担当バイスプレジデントに就任した。なお、島田氏は、Amazon Music Internationalのディレクターであるポール・ファース氏の直属となる。

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