フラッグ、スタジオ収録・ライブイベントに観客がリモートで参加できる新サービス「Virtual Live Audience」の提供を開始 世界最大規模のPA会社であるClair Globalの独自システムを活用
映画・エンタメコンテンツのデジタルプロモーションをはじめ、デジタルマーケティングの総合プロデュースを担うフラッグは、世界最大規模のPA会社であるClair Globalが独自に開発したバーチャル観客システム「Virtual Live Audience」の提供を開始する(導入は2021年7月以降予定)。
コロナ禍の中で、コンサート・スポーツ・番組収録・記者会見・企業イベントなど様々なライブイベントが無観客または観客数を制限しながら実施され、多くの視聴者はストリーミング配信経由でその様子を視聴している。しかし観客が会場にいることで生まれるコール&レスポンスや歓声・拍手などによる現場の盛り上がりが無いことによって、配信コンテンツとしての魅力や訴求力が落ちてしまっているのが現状だ。

Virtual Live Audienceは、Clair Global独自の低遅延(200ms)の伝送技術を活用し、遠隔地にいる観客があたかも現地にいるようにスタジオ収録・ライブイベントに参加できるシステム。観客はスタジオの映像をほぼリアルタイムで視聴し、また出演者もモニタ・スピーカー経由でそれぞれの観客の顔と声をほぼリアルタイムで体感することで、従来のライブイベントのような出演者と観客が一体となった現場の大きな盛り上がりを実現する。
Clair Global VLA Promo from Clair Global on Vimeo.

Virtual Live Audience(VLA)のシステム概要図
Virtual Live Audienceの主な特徴
- 観客は特殊なアプリのインストールの必要なく、パソコン・スマホ・タブレットなどあらゆる端末からウェブブラウザ経由で参加(WebRTCを使用)
- 200msという低遅延での伝送なのでタイムラグなく出演者と観客のコミュニケーションが可能
- 観客の表示方法は自由にデザイン/カスタマイズが可能
- クラウドおよびサーバ双方に冗長性を確保
- スタジオ/イベント会場においての映像および音声はHD-SDI/HDMIなど標準的な入出力端子に加えてネットワーク経由でのNDI/Danteにも対応
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