アゲハスプリングス 玉井健二氏プロデュース・監修のミュージッククリップメーカーアプリ「FIMMIGRM」無料版が日中韓3か国同時リリース

TMIKは、現在開発中・特許出願中の「ヒット率の高いメロディを作曲するAIサウンドシステム」のアルファバージョンを組み込んだ試験的なサービスの第1弾として、ミュージッククリップメーカーアプリ・FIMMIGRM（フィミグラム）の無料版を2月22日に日本・中国・韓国の3か国同時リリースした。

TMIKは日々作曲を生業とする音楽家から音楽制作をはじめとするアマチュアまで、音楽に携わるすべての人々のインスピレーションの種となるべく、ヒットの方程式を学習したAIによるサウンドシステムの開発を進めてきた。

このAIサウンドシステムはディープニューラルネットワークを使い、ポップソングの大きな構成要素である「メロディ」と「コード進行」をすべて自動で生成。ヒットソングと呼ばれる楽曲の特徴を大量に学習し、抽出された特徴にランダムなベクトルを加えることで、全く新しい様々なパターンのメロディやコード進行を無限に生成することを可能にした。そして、このAIサウンドシステムのアルファバージョンを組み込んだ試験的なサービスとしてリリースしたのがFIMMIGRMだ。

今回FIMMIGRMに搭載したAIは、現時点ではアルファバージョンとして1フレーズ（8小節）Key＝CのMIDIデータとして整形し自動生成するシステムとして、現在特許出願中のテクノロジー。今後はさらなる精度の向上やユーザーがカスタマイズ可能な生成方法を機能として追加、公開していく予定とのこと。