MUSERK、音楽出版社エクシング・ミュージックエンタテイメントと提携を発表
12月21日(ロサンゼルス/東京)、音楽・映像における最新のグローバル著作権管理事業を行うMuserk(ミュザーク)は、日本の作曲家や作詞家の権利を管理する国内有数の音楽出版社エクシング・ミュージックエンタテイメント(XME)と提携。同社は1996年に設立された国内第2位のカラオケメーカーの子会社。
新しい複数年契約の下、MuserkはXMEの米国ベースの全てのデジタルプラットフォームにおける録音権(mechanical rights)の徴収を始める。さらにカナダとブラジルのYouTubeにおけるXMEの権利を管理。Muserk独自のソフトウェアであるMMatchとMPAC(Muserk Primary Automated Cortex)は、ロイヤリティチェーン全体を自動化しながら、大規模なデータセットの中から顧客のデータの使用状況を見つ出すことに特化した設計。この技術は、数百人規模の作業を、正確に、そして従来の数分の一の時間で行うことができる。
エクシング・ミュージックエンタテイメント(XME)小林拓人氏
XMEは、Muserkの技術力と真摯な姿勢に対し大きな成果を期待して米国YouTubeについて提携しました。私たちは手軽なプロモーションツールとしてYouTubeを利用しているが、日本国外での著作権使用料の徴収に気をもんでいた。Muserk社をパートナーにすることで、自分たちの持つ楽曲をより積極的に海外へプロモーションし、作家、アーティストの活動範囲を広げたい。
Muserk創設者兼最高経営責任者 Paul Goldman氏
XMEのアーティストの収益と透明性を高めるMuserk独自のAI技術を米国内のすべてのプラットフォームで活用するために、XMEと提携できたことをうれしく思います。
日本の音楽業界にとって、カナダやブラジルも重要な市場であり、これらの国のYouTubeの著作権者が適切な収益を得ることは、今後の最優先事項となるであろう。
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