UKの⾳楽レーベル・Gearbox Records、日本オフィスを設⽴

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設⽴10周年をむかえたUKの⾳楽レーベル・Gearbox Recordsが9月17日、日本オフィスの設⽴を発表した。

同社はジャズやフォーク、エレクトロを中⼼に幅広いジャンルで完成度の⾼い⾳源制作を⾏なっており、ブラジル出⾝のチアゴ・ナシーフ、アメリカのジャズ・トランペット奏者のチャールズ・トリヴァー、ジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクや本年度旭日双光章を受章した南アフリカが世界に誇るピアニスト、アブドゥーラ・イブラヒムなどのレジェンド系アーティストのカタログを多く有している。

特にレコードの制作に⼒を⼊れており、ロンドンのキングスクロスにある⾃社スタジオにて、昔ながらの機器と新しい設備を駆使して最適な⽅法でカッティングおよびデジタル・マスタリングを施している。

なお、日本⽀社の代表を猪俣ロミ氏が務め、日本を拠点に活動し、TOKYO FMでもパーソナリティを務めたイギリス⼈DJ /ミュージック・インフルエンサーのニック・ラスコム⽒はGearbox Recordsの日本⽀社設⽴の⼤きな⽬的のひとつである、ローカル・アーティストの獲得に⼒を注いでいくとのこと。その第⼀弾獲得アーティストとして、2021年春にアンビエント、ドローンという⾳楽ジャンルで活躍する畠⼭地平のニュー・アルバムのグローバル・リリースが決定している。

さらに、10⽉からは5ヶ⽉連続で、レーベルを代表する選りすぐり全15タイトルのカタログ作品のリリースも決定。幅広いスタイルや時代から選りすぐられた今回のシリーズはいずれも日本流通⽤に製造された特別仕様盤で、ライナーノーツ、歌詞対訳などを封⼊。⼀部のタイトルを除いてCD/LP両フォーマットでリリースされる。

5ヶ⽉連続リリースされる15タイトル

Gearbox Records創始者 ダレル・シャインマン⽒コメント

私が日本⽀社を設⽴しようと決めた理由は、世界最⼤級の⾳楽マーケットのひとつでもある日本で、⾃社の作品をいかに効果的にオファーできるかを考えたときに、まずはその地で存在を知ってもらうことが重要だと理解したからです。日本⽀社の代表を務める猪俣ロミ⽒、そしてコンサルタントを担っているBBCのDJでもあるニック・ラスコム⽒とは共に過去に仕事をした経験があり、今回タイミングよく2⼈ともチームに加わってくれることとなりました。猪俣⽒の⾳楽業界での経験やPRの知識は日本⽀社の運営及び国内での発展に不可⽋であり、ラスコム⽒のコネクションは日本⼈アーティストの獲得という⽬標に向けて⼤きな役割を果たしています。この先何年にも渡って日本で存在感を⽰し、多くの⽅々が我々の有する素晴らしい⾳楽に触れてくれることを願っています。

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