IMCJによる音楽ストリーミングマーケティングを体系的に学ぶオンライン講座、今秋開催
Independent Music Coalition Japan(IMCJ)は、今秋10月より、現在世界的に標準となりつつある音楽のストリーミングマーケティングに関するオンライン講座(ウェビナー)を開催する。
2019年、全世界の音楽ストリーミングサービス(Apple Music、Spotify等、ストリーミングによる音楽配信サービス)による売上は、CD、配信など音楽全体売上の56.1%を占めるまでに成長し、2015年以来5年連続で世界の音楽売上のプラス成長を牽引している。
しかし、世界第2位の音楽市場でもある日本においては、未だフィジカル商品(CDなどの物理的メディア商品)の売上が主流となっており、その結果2019年の日本の音楽全体売上は前年比でマイナスとなった。
但し、日本でもストリーミングでの音楽売上が毎年着実に伸びており、2020年第1四半期では前年同期比132%、音楽配信全体売上におけるストリーミング売上比率は71%に達した。その結果音楽配信全体売上が6年連続で前年比プラスとなるなど、ストリーミングによる売上が音楽配信市場牽引の最大要因となっている。
世界中で多様なストリーミングサービスが登場することによって、レコード会社やアーティスト音源の流通形態とマーケティング方法が、これまでのフィジカル商品の時代から大きく変化している。
PCを介したデータのやり取りで、世界中のユーザーに音楽を短期間で届けることが可能となり、また各種開発されたツールを使うことで、自分たちの音源がいつ、どこで、誰に聞かれているのか、ということもスマホを使って瞬時に分析が可能となっている。
また、アーティスト自らがSNSを使って、ストリーミングサービス上にある音源を共有、拡散することで、個人でも多額の宣伝費に頼ることなくファンに音楽を届けることができる。
本講座の目的は、現在欧米諸国を中心に進化しつつある、ストリーミングサービスとSNSそして最先端の分析ツールを駆使した世界市場を視野に入れた体系的なマーケティングテクニックを修得することとなっている。
ポッドキャスト概要:
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