エイベックス、次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」を用いフルリモートで制作したオリジナルアニメを初公開

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オリジナルアニメ「彼女は歌う、だから僕は。」

エイベックス・テクノロジーズ(以下 ATS)は7月30日、誰でも素早く簡単にアニメ制作が可能な次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」を用い、フルリモートで制作したオリジナルアニメ「彼女は歌う、だから僕は。」を初公開した。

ATSは、「強いIPの創造」というミッションのもと、昨年5月に設立され、新たなクリエイティヴの創出を支えるテクノロジーの研究開発に取り組んできた。

その一環として、ATSは、アニメ事業を行うエイベックス・ピクチャーズ(以下 API)と共同で、従来よりも少人数、低コストかつ短時間でのアニメ制作を実現することにより、アニメを軸とした「強いIPの創造」をさらに加速するべく、次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」の研究開発プロジェクトを推進してきた。

今回、フルリモート環境下において「AniCast Maker」を用いた新たな映像制作の実証実験を実施。その成果として、約7分のオリジナルアニメーション映像を制作し、YouTubeにて公開した。

この映像は、PCゲームブランド「minori」にて原作、監督、プロデューサーを務めた酒井伸和を監督として、メインスタッフは6名、制作期間は約2ヶ月という、短期間かつ少人数で制作されたもの。アニメ・映像事業では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により作品づくりが停滞しているが、そのような環境下でもフルリモートでのアニメ制作に成功した。

今後、ATSは、APIと両社が有するアニメ及びテクノロジーの知見を掛け合わせ、社内外のパートナーとも協力しながら、「AniCast Maker」を活用した新たなIPの創造や、既存IPの成長を加速させていくとのこと。

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