バドワイザーがアーティスト200人を対象にコロナ禍の意識調査、2人に1人が「活動を諦めようと思っている」と回答

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バドワイザーは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、未曾有の危機に直面している音楽・ファッション・アートなどのカルチャーシーンを支援するプロジェクト「RE:CONNECT」の発足に際し、全国のカルチャーに携わるアーティストを対象に、「コロナウイルスと制作に対しての意識調査」を実施した。

これは、2020年6月13日から15日の期間、10-40代のアーティスト・200名を対象に調査(シグナル調べ)を実施。コロナウイルスがアーティストの活動、制作意識に与える影響を調査したもの。

調査の結果、音楽・芸術にまつわるアーティストの57.5%が新型コロナウイルスの影響を受け、「収入は減った」と回答した。また、多くのアーティストが収入に影響を受けただけでなく、活動の根源である制作意欲にも大きな状況にあることがわかったとのこと。

アーティストとしての活動に、コロナウイルスの影響があったと答えた人は80.5%。苦しさを感じた影響として、「イベントの延期・中止」が69.6%、「収入の減少」が42.9%、「練習場所の制限」が40.4%と様々な理由から苦しい影響を受けていることがわかった。

収入を得ていたアーティストのうち、コロナウイルスの影響によって74.2%が「収入は減った」と回答。さらにそのうち、アーティスト活動のみで生計を立てていたアーティストの40%は「副業を始めた」と回答。アーティスト活動に集中できない厳しい現状が明らかになった。

コロナウイルスの影響を受けて、36%は制作意欲が弱まったと回答。アーティストとして、既に活動を諦めようと思っている人は48%にも上った。

そして、アーティストの77%が支援を受けておらず、61%が「支援を十分に受ける機会がなかった」と回答。どのような支援があるとよいかという問いに対しては、ライブ会場・作品公開場所の提供や、経済的支援・給付金などを求める声が上がっていた。

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