アーティスト向けバーチャルライブ制作プラットフォーム「REALITY Live Stage」開始、Fanbeatsを活用しライブビジネスに必要な要素を一気通貫で提供

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グリーの100%子会社であるWright Flyer Live Entertainment(以下WFLE)は7月13日、バーチャルライブ制作プラットフォーム「REALITY Live Stage」の提供を開始した。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染防止対応により、相次ぐイベントの中止や延期が決定となり、国内外のエンターテインメント産業に留まらず様々な経済活動に甚大な影響を及ぼしている。大人数を動員する音楽ライブの実施が困難になる中、オンラインで参加できる音楽ライブの需要がかつてない高まりを見せている。

WFLEでは、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」においてモーションキャプチャ技術と3DCGを用いたライブ配信を累計500回以上制作、ホールやクラブといったリアル会場にVTuberが登場するイベントを多数手掛けるなど、幅広く企画制作を行ってきた。そこで培われたテクノロジーとノウハウをパッケージ化し、アーティスト向けにバーチャルライブ制作プラットフォーム「REALITY Live Stage」の提供を開始した。

REALITY Live Stageでは、モーションキャプチャ技術を用いたアーティスト本人によるパフォーマンスを3Dアバターで再現し、リアルでは実現困難なステージ演出により新しいライブ体験が実現可能になる。また、グリーが運営するファンコミュニティ・プラットフォーム「Fanbeats」を活用し、クラウドファンディングや月額課金による資金調達、チケット販売、さらには限定グッズの制作・EC販売までライブビジネスに必要な要素を一気通貫で提供することができる。

第1弾として、エクスペリメンタル・ソウルバンドWONKとの共同でフルCGバーチャルライブ「EYES SPECIAL 3DCG LIVE」を8月22日開催予定。

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