米国コロラド州のレコードレーベル「COLOR RED」日本へ本格進出

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米国コロラド州デンバーに本拠を置くレコードレーベル「カラーレッド」は、東京谷口総研と提携し、日本進出する。

新型コロナ禍で、音楽市場はライヴコンサートを中心に大きな痛手を受けているが、レコード市場に関しては、現在の主流であるサブスクリプションの売上が、最新のリポートでも、一時的な減速の後、回復している。

日本を除く世界音楽市場はサブスクリプションにより、V字回復を果たし、2019年は前年比8.2%、売上規模は202億ドル(約2兆1530億円)まで増加し、5年連続のプラス成長となった。

そのような状況下でカラーレッドは、本国アメリカの音楽を日本に紹介し、新たなファンの獲得を目指すとともに、日本の音楽をも世界市場に提案する。

今年度の第1弾発売として、6月24日に Polyrhythmics(ポリリズミックス)の「MAN FROM THE FUTURE」を日本でリリースする。シアトル発の8人編成のグループ、ポリリズミックスは、ハードドライブのモダンなアフロサイコビートに乗り、メロディのフックが、容赦なく打ち続けるリズムとキーボードのカラフルな音色と共に刺激的な音楽を聴かせてくれる。

そして、バンドサーチ(オーディション)を行い、日本のアーティストが世界に進出する手助けをする。これは、本国のカラーレッドのラインナップにない新しい音楽、新しいアーティストを発掘することでもある。

また、カラーレッドは日本のインディーズ音楽を支えてきたのはライブハウスだとの考えから、新型コロナ禍の休業要請により、苦境に陥っているライブハウスの支援になるよう、無観客オーディションを国内のライブハウスと連携して行うとのこと。

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