クロア、経営体制強化に向け吉田 正樹氏が社外取締役 依田 巽氏が特別顧問に就任

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クロアは、社外取締役として吉田 正樹氏、特別顧問(Special Advisor to President)として依田 巽氏の就任を発表した。

一昨年、クロアは世界最大の携帯電話事業者であるチャイナ・モバイル並びに、世界有数の巨大企業として成長を続けるテンセントと、中国市場における音楽配信の直接契約を締結。

今後はアジア圏を拠点に、医学界、専門機関との連携を強化し、眠り・ヘルスケアサウンドとヒーリング音楽および映像に特化したメジャーカンパニーとして更なる成長を成し遂げるため、眠り・ヘルスケアサウンドでのIoT事業およびスマートシティ事業への参入、世界最大級のヒーリング音楽および映像(クラシック、環境音楽、伝統音楽、自然環境音含)レーベルの確立、世界に向けた日本発信のマインドフルネス・ストレス改善のためのサウンドおよび映像プラットフォームの確立、薬用音楽をスローガンとしたオンラインサービスの展開をテーマとしていく。

これらの上記テーマを背景としつつ、吉田 正樹氏、依田 巽氏の招聘による経営体制強化を通じて、経営や事業推進に関する知見、および人的ネットワークを駆使し、アジア領域におけるヘルスケアサウンドのデジタル音楽配信シェア No.1の獲得、およびヒーリングとメンタルヘルスに特化した世界的なメジャーカンパニーを目指す。

吉田 正樹氏

吉田 正樹氏

略歴
コンテンツプロデューサー。1983年フジテレビ入社。
以来、2009年1月1日に至るまで、主にバラエティ番組のディレクションとプロデュースを担当。「夢で逢えたら」「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば !」「笑う犬の生活-YARANEVA!」「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」「爆笑レッドカーペット」「爆笑レッドシアター」などに携わる。

また、2005年には SBI ホールディングス インキュベーション部兼務となり、SBI とのファンドの運用に関わる。

2006年には、デジタルコンテンツ局デジタル企画室兼務となり、「放送と通信の連携プロジェクト」において「アイドリング!!!」などを手がける。在職中の役職は、ゼネラルプロデューサー、編成制作局バラエティ制作センター部長、デジタルコンテンツ局デジタル企画室部長、SBI ホールディングスインキュベーション部ライン部長待遇。

2009年1月1日にフジテレビ退職。
個人事務所、株式会社吉田正樹事務所を設立、および株式会社ワタナベエンターテインメント会長に就任。KLab株式会社顧問、SBIホールディングス株式会社取締役。みずほ銀行においてメンターとしてスタートアップ企業へのアドバイザリーも行う。また、立教大学諮問委員も務める。

依田 巽氏

依田 巽氏

略歴
株式会社ティーワイリミテッド 代表取締役会長
ギャガ株式会社 代表取締役会長兼社長 CEO

1940年長野市生まれ。1969年山水電気入社。1988年3月現・ティーワイリミテッドを設立し、代表取締役会長を務める。1988年8月現・エイベックス顧問、1993年同社代表取締役会長に就任し、1995年から 2004年まで同社代表取締役会長兼社長。1999年12月現・ギャガ取締役、2004年12月同社代表取締役会長に就任。現在は代表取締役会長兼社長 CEO。ドリーミュージック取締役最高顧問も務める。

2001年から 2005年まで音楽産業・文化振興財団(PROMIC)理事長を務め、2003年日本レコード協会会長に就任、現在は同協会顧問。2008年より5年間、東京国際映画祭(TIFF&TIFFCOM)チェアマンを務め、現在、同映画祭実行委員会委員。

その他、日本のコンテンツの海外展開促進のために、日本経済団体連合会幹事/エンターテインメント・コンテンツ産業部会部会長、映像産業振興機構(VIPO)幹事理事、JAPAN 国際コンテンツフェスティバル実行委員会副委員長にも就く。

2012年、仏・芸術文化勲章(オフィシエ)受章。同年、第 31 回藤本賞特別賞、米映画協会(MPAA)「日本の映画産業界に対する貢献を称える特別賞」を受賞。2017年、仏・レジオン・ドヌール勲章(オフィシエ)受章。

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