音楽テック・スタートアップの登竜門「Midemlab」が2020年度の募集を開始

音楽ビジネスカンファレンス「Midem」の音楽テック・スタートアップの登竜門「Midemlab」が2020年度の募集を開始した。

Midemは1967年より、音楽業界とそのパートナー、そしてクリエイティブのキープレイヤーがフランス・カンヌに集まるイベントで、音楽のエコシステムの中で”出会い”を創るプラットフォームとして知られている。

その中の音楽テック・スタートアップのピッチイベント「Midemlab」が2020年の募集を開始した。世界の様々な音楽テックのピッチイベントの中でも、事業拡大、シナジーが見込まれるスタートアップが多く参加する事もあり業界のビッグプレイヤーからも大きな注目を集めている。

今年は新たなカテゴリーとして「ライブ音楽体験」カテゴリ（Live Music Experience）を加え、近年成長著しいライブエンターテイメント関連のスタートアップと世界中の音楽業界のキーパーソンである審査員、そしてMidemの参加者とのマッチングの機会を作る。

音楽関連のライブ市場は2022年にグローバルで約3.1兆円（PwCの調査による$31bn）に成長すると予想され、ストリーミング時代で世界に拡がるアーティスト活動において最もイノベイティブで、多くのスタートアップが活躍する分野となっている。

今年の審査員には、Facebook/InstagramからFilm&Musicのクライアント・パートナー、Warner Music Internationalからはイノベーション・シニア・マネージャー、AEG Presentsのデジタルパートナーシップ責任者、Universal Music Groupからはテクノロジー担当バイスプレジデント他、20名の審査員が審査にあたる。