V系シーンの躍進 Azavana、上海「白夜」公演で示すグローバルな影響力
Azavanaは、11月2日に中国・上海にて初の海外公演を実施した。バンダイナムコ上海文化センター未来劇場で開催されたワンマンライブ「白夜~上海~」は満員御礼となり、ライブ前日に行われたインストアイベントもソールドアウトを記録した。
これは、現在、ヴィジュアル系シーンで勢いを増すAzavanaへの関心の高さが、日本国内の規模に留まらないことを示す結果となった。
今回のAzavanaの中国公演をアテンドしたのは、中国に拠点を置くヴィジュアル系に特化したプロモーション会社「LIVE HUNTER」だ。
中国にも強力なフォロワーを持つAzavanaについて、「LIVEHUNTER」代表のリュウ氏はこう語る。
「Azavanaの音楽には、伝統的なヴィジュアル系の哀愁や叙情性に加え、新しい時代の感性と緊張感が共存しています。初めてAzavanaの楽曲を聴いたとき、その美しさと力強さを兼ね備えたメロディに深く惹かれ、「この音をぜひ中国のファンにも届けたい」と強く思いました。今回の招聘が、Azavanaにとって初の海外への一歩となり、中国のファンの皆さんにも彼ら独自の世界を感じていただけたら嬉しいです。」
記念すべき初の海外公演となったワンマンライブ「白夜~上海~」では、10月22日にリリースされた最新シングル「獄詩」をはじめ、代表曲とされる「飢えた球体」を含む、Azavanaの魅力を余すことなく提示するバラエティーに富んだライブを展開した。
また、上海公演の様子はAzavana公式Instagram / TikTok でも断片的に公開されており、さらにこれを機にドラム・S1TK が中国SNS「小紅書(RED)」のアカウントを開設し、今後は中国へ向けたSNS発信も積極的に行っていく模様だ。
帰国したAzavanaは今後、12月24日に主催ライブ「牙」、12月25日にワンマンライブ「星明かり、滴る虚夢」をいずれもSUPERNOVA KAWASAKIにて開催する。さらに1月からは2026関東ワンマンツアー「心音」がスタートし、ツアーファイナルは2月27日にZepp Shinjukuで行われる予定である。なお、Zepp Shinjuku公演はボーカル・遼のバースデー公演も兼ねており、ライブ後にはオールナイトで遼の生誕イベントライブ【後夜祭】が新宿LOFTにて開催されることから、スペシャルな1日となることが見込まれる。メンバーが以前から言及していた海外進出への野望が実現し、大きく飛躍したAzavana。今後の活動にも注目だ。
LIVE Photo:机智海
Azavana official Instagram
Azavana official TikTok
小紅書(RED):S1TK
@musicman_nusicman





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