オアシス、再結成発表から1時間でストリーミング再生回数が急上昇

オアシスが再結成を発表してからわずか1時間で、同バンドの楽曲のストリーミング再生回数が750%も増加したという。7月4日に英カーディフで開幕する待望のツアー「Oasis Live ’25」を前に、所属レーベル「ビッグ・ブラザー」のクリエイティブ・リテールマーケティング責任者が明かした。
同レーベルのサラ・マンスフィールド氏は、音楽業界誌ミュージック・ウィークの取材に対し、「ツアー発表からわずか1時間でストリーミング再生回数が750%増加し、チケット発売当日にはオアシスの楽曲再生数が1100万回を超えました」と語っている。
昨夏の再結成発表以前、オアシスの楽曲でストリーミング再生数を大きく牽引していたのはわずか数曲のみで、Apple MusicやSpotifyにおける全体的な人気は、コールドプレイやイマジン・ドラゴンズといった現代の大物アーティストと比べてはるかに少なかったという。
再結成ツアーの影響はデジタルだけにとどまらず、アナログ盤の販売にも波及している。マンスフィールド氏は「ツアー発表以来、驚異的な伸びを見せています。特にレコードの売れ行きは際立っています。ノエルとリアムにとっても、これは非常に重要な出来事です。彼らは今でもアルバムを“フィジカルな作品”として考えているのです」と述べている。
さらに今週、ギャラガー兄弟は、代表作「モーニング・グローリー」の30周年記念リイシュー盤を10月3日にリリースすることを発表した。同盤には、数々の名曲のアンプラグド・バージョンが新たに収録される予定だ。
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