Nelko、3年ぶりとなる2ndフルアルバムをリリース グッドミュージックを追求

女性シンガーのSayaと男性ラッパーのLaundryを中心とした5人組ヒップホップバンドNelkoが、グッドミュージックを追求した12曲入りの2ndフルアルバムを8月20日にリリースした。

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本作は、既にリリース済みの5曲のシングルと、先月先行配信された「Purplish」に加え、新曲5曲、リミックス1曲を含む全12曲で構成されている。miidaよりマスダミズキがボーカルとギターで参加した「Fade」や、avengers in sci-fiのメンバーからなるThe Departmentがリミックスを手がけた1stアルバムの楽曲「Melted Blue（The Department Remix）」など、他アーティストとのコラボレーションも注目される。

サポートメンバーとして、ドラムにAuksの小島光季が前作に引き続き参加し、フルート奏者としてクーネルやbathhouseで活動する柏木美里が加わっている。ミックスとマスタリングは、これまでの作品と同様に、元PAELLASで現SOSITEのベーシスト、bisshiが担当した。

また、アルバムのリード曲「Yura Yura」のミュージックビデオが公開された。Nelkoらしい優しい雰囲気のチルナンバーだ。歌詞には、日々の不安や焦燥感に揺れ動きながらも、友人との何気ない会話で安らぎを得て、前へと進もうとする意志が表現されている。メンバーが自宅でリラックスしながら演奏する様子を収めた映像が、楽曲の心情描写を際立たせるミュージックビデオとなっている。

本人コメント

Nelkoの2ndアルバムがついにリリースされました。

前作のアルバムから3年経ちましたが、この間、メンバー各々のライフステージが変わっていく中で、バンド活動に対する向き合い方も変えていかざるを得ないと実感する日々でした。そんな中でも、メンバーみんなで協力し合って少しずつ作品を作り進めて、こうやってアルバムとして作品を世に送り出せたことを本当に嬉しく思います。

人生の紆余曲折を経験した上で作られた今作の楽曲達は、前作と比べて、深みや味わいが一層と増しているのではないかと思います。

特に、今作のリード曲である「Yura Yura」は、とてつもない速さで移りゆく社会に生活が翻弄される中で、自分一人では手に入れることのできない日常の何気ない喜びや幸せを再確認し、どうにか前を向こうとしている私たちの心情を最もよく表した曲となっています。

同じような境遇に立つ全ての人に、この曲が届いて欲しいなと願っています。