レッド・ツェッペリン、新たな「伝説」がスクリーンに バンドメンバーの貴重な証言と秘蔵アーカイブ映像で迫る未公開のバンド初期に焦点を当てた公式ドキュメンタリー

1960年代末、イギリスで結成されたロックバンド、レッド・ツェッペリン。
ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ヴォーカル)の4人のメンバーが約12年間の活動の中で生み出した影響は、音楽シーンにおいて大きな出来事だった。彼らがデビューアルバムで瞬く間に世界を熱狂させたバンドの出発点には何があったのか、その歴史を紐解く。
『レッド・ツェッペリン:ビカミング』:知られざる初期の軌跡
未公開のジョン・ボーナムの生前音声に加え、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイブ映像が満載だ。
その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ。
さらに、部分的な演奏シーンだけでなく、1曲まるごと演奏シーンが映し出されることで、観客はまるでその場に居合わせたかのようにメンバーの演奏を体感し、当時のライブをリアルタイムで目撃する感覚を味わえるだろう。
本作は、4人のメンバーとともに当時を再体験する、ユニークで没入感のある「映画オデッセイ」。
メンバー公認、半世紀を経て実現した奇跡の公式ドキュメンタリー
この度、『レッド・ツェッペリン:ビカミング』の場面写真が解禁された。
これまでレッド・ツェッペリンの公認ドキュメンタリーは、1973年のアメリカ・ツアーを中心に構成された「レッド・ツェッペリン 熱狂のライブ」(1976)のみ。
ライブ映像集としては1970年代のコンサート映像を収録した「レッド・ツェッペリンDVD」(2003)も存在するが、企画から撮影、完成までメンバーが協力し、「公式」のお墨付きを与えたのは今回が初めてだ。
そもそも、インタビューやテレビ番組での演奏を拒んでいたバンドにおいて、映像素材自体が貴重であることに加え、一つの記録映画のために新たな証言を行うことは、過去半世紀において考えられなかった出来事と言える。
2021年、未完成状態のプリントが第78回ヴェネチア映画祭で上映された際、ペイジは「素晴らしい。ストーリーのエネルギーと音楽のパワーは驚異的だ」と語り、終映後、10分間に及ぶスタンディングオベーションを感動の中で見届けたと伝えられている。
全国劇場およびIMAX®劇場にて公開
メンバー自身による貴重な証言やアーカイブ映像が満載の『レッド・ツェッペリン:ビカミング』は、9月26日(金)より全国の劇場およびIMAX®劇場で同時公開される。
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