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【エアモニ】【プレイリスト付】ミセス 今年2番目の大量OAで1位/ブラ戦 波及続け2位へ/MAZZEL 初登場3位/晩夏の郷愁がチャートにも

チャート プランテック

プランテック

2025年8月27日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年8月18日~8月24日プランテック調べ)では、Mrs.GREEN APPLE「夏の影」が1位を獲得した。

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“キリン 午後の紅茶”TVCMソングとしても7月初旬より放映中の同曲。8月11日のデジタルリリースにあわせて関東FMを中心にラジオオンエアが開始されると、日に日に波及していき前週チャートで6位に初登場。今週に入ると発売2週目ながらオンエアは更に急伸し、下位と圧倒的な差をつける大量オンエアを獲得しての首位浮上となった。

定期コーナ/番組などの帯放送枠で積み上げたオンエアを基盤としつつ、調査対象の96.8%となるステーション(FMでは全局)と今週最も広範囲でのオンエア獲得はさすが。リクエストオンエア数も、首位はOfficial髭男dism「らしさ」(5位→6位)に僅差で譲るも2番目に多く、文句なしで今週最も注目された曲と言えるだろう。今年2番目に多い週間オンエア数での圧勝だ。

2位はブランデー戦記「赤いワインに涙が・・・」が前週3位から浮上した。大阪発の3ピースバンドによる全国多数局で月間パワープレイ獲得中の同曲。そのパワープレイ選出局を中心に調査対象の61.3%のステーションでのオンエアと、前週より若干範囲を狭めたものの8%のオンエア増をみせた。

引き続きFM802、Kiss FM、東海ラジオ、FM FUKUOKA、AIR-G’が全体の6割以上を占める局地的な大量オンエアながら、相変わらず安定多数のリクエストオンエアを獲得している。また、同曲をラジオで耳にしてYouTubeのMVへ流れるリスナーが今週も増え続けている点も特筆すべきだろう。より広範囲でのオンエア獲得により更なる楽曲波及が見込まれるなか、パワープレイ最終週となる次週の動向に注目だ。

3位はMAZZEL「DANGER」が初登場した。TV情報番組「DayDay.」の8月エンディングテーマとして1日より放映中の同曲は、ラジオでも18日の配信リリースに先駆け、16日、17日放送の自身がパーソナリティを務める番組にて先行解禁。リリース当日からは多数番組・局で大量オンエアを獲得し、TOP3発進を飾った。

こちらも定期コーナ/番組などの帯放送枠でのオンエアを基盤としつつ、調査対象の80.6%のステーションと広い範囲でのオンエア獲得に至っている。また、複数ステーションにわたって多数リクストオンエアが確認されるなど、ファンダムの力も影響しつつ、その人気ぶりをうかがわせる結果となった。

いよいよ晩夏へ…オンエア曲は郷愁ソングへと移り変わる

お盆そして社会人たちの夏休みが終わり晩夏へと向かい始めた今週は、夏の終わりを惜しむ郷愁ソングのオンエアが挙って伸長。後退する夏ソングに代わりチャートを駆け上がった。

まさにその代名詞と言えるフジファブリック「若者のすべて」(85位→31位)は今週急伸し、夏ソング全般における最高位へと浮上。“suis from ヨルシカ”によるカバーバージョンも圏外ながら多数オンエアを獲得し、名曲に相応しい高い注目度となった。

次に着けたのは稲垣 潤一「夏のクラクション」で、こちらは圏外から36位へと急浮上。今季初登場を飾った。意外(!?)にもリクエストオンエアは関連曲のなかで圧倒的に最多であったことも加筆しておこう。

これに続くDAOKO × 米津 玄師「打上花火」(71位→40位)は、早くも6月にTOP200圏内に再登場してからここまで断続的にチャートイン/順位のアップダウンを繰り返しつつ、今週再びオンエアが伸長した。夏の期間、関連曲では最も長く楽しめる楽曲のようだ。

また、晩夏の定番ソングとして長年愛されている、井上 陽水「少年時代」(77位→44位)、森山 直太朗「夏の終わり」(139位→64位、井上 陽水&安全地帯「夏の終りのハーモニー」(-位→124位)と、夏の終わりをストレートに歌った楽曲がその後を追いかけつつ、CHEMISTRY「Point of No Return」(145位)、家入 レオ「君がくれた夏」(145位)、class「夏の日の1993」(191位)が圏外から浮上した。

上述曲は見事に全て郷愁を誘う曲だ。夏が去るのは寂しいものの、日本の数ある晩夏ソングがその儚い瞬間をも楽しませてくれている。

ちなみに“あの夏”を思い出し歌った洋楽、クリス・レア「オン・ザ・ビーチ」(165位)も圏外から浮上。同アーティストは、多作ではないものの夏と冬に各々シーズナルヒット曲を持つ点で稲垣 潤一と共通する。そう言えばサザンオールスターズ、山下 達郎、松任谷 由実などなど、日本で長年にわたり第一線で活躍するには夏と冬を制す必要があるのかもしれない…。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2025年8月18日~8月24日)

1.夏の影 / Mrs.GREEN APPLE
2.赤いワインに涙が・・・ / ブランデー戦記
3.DANGER / MAZZEL
4.Count To Love / BOYNEXTDOOR
5.ラヴ・イズ・ライク feat.リル・ウェイン / マルーン5
6.らしさ / Official髭男dism
7.ラブシンドローム / CENT
8.ノンフィクションズ / Da-iCE
9.スパイス / Saucy Dog
10.カーマイン / ELLEGARDEN

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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