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【プレイリスト付】ミセス OA急伸し初登場1位/宇多田 最広範囲で注目2位/マルーン5新曲がTOP3入り/こどもの日は母に感謝?【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2025年5月14日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年5月5日~5月11日プランテック調べ)では、Mrs.GREEN APPLE「天国」が1位を獲得した。

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大森元貴が主演を務めることでも話題の映画『#真相をお話しします』主題歌に書き下ろされた同曲。前週金曜日5月2日の配信リリースとともに開始されたオンエアは、初日からリクエストが多数確認されるなど注目されつつも前週は圏外に落ち着くなか、今週に入るといっきにその範囲を拡大。初登場首位を飾る結果となった。

帯放送の番組/コーナーなど定期枠で大量にオンエアを積み上げつつ、その獲得範囲は調査対象局の93.5%と全国規模だ。リクエストオンエアもFM/AMともに広く獲得しており、さすがの注目度をみせた。

2位は宇多田 ヒカル「Mine or Yours」が前週41位から浮上した。“綾鷹”CMソングとして3月から4月にTV放映されていた同曲。ミセスと同日の5月2日の配信リリースと同時にオンエア解禁されると、こちらは早速FMを中心にオンエアを伸ばしていき前週チャートに初登場。2週目を迎えた今週さらに勢いを増し、前週比1050%のオンエア増となった。

同曲も定期枠を中心にオンエアを積み上げつつ、オンエア獲得範囲は調査対象局の96.8%と今週最高値を記録。またリクエストオンエアも多く、上位10曲中では最多だった星野 源「Star」(4位→6位)に次ぐ数を獲得するなど、番組/リスナー両サイドに広く注目されたかっこうだ。

なお、上位2曲は3位以下の楽曲の2.5倍以上となる大量オンエアを獲得しての争いであったことも特筆したい。

3位はマルーン5「プライスレス feat. LISA」が前週52位から浮上した。BLACKPINKのLISAとのコラボレーションによる2年ぶりの同新曲。同じく5月2日のリリースと同時に広くオンエアを獲得しはじめ前週チャートに初登場するなか、今週さらに伸長し426%増のオンエアとなった。

調査対象の74.2%となるステーションでのオンエア獲得は、洋楽では高水準だ。また、FMに限らずAMでのオンエア獲得は、K-POPの人気アーティストであるLISAとのコラボ曲であることも影響してのことだろう。帯放送枠のみならず様々な番組でオンエアされている点からもその注目度の高さがうかがえる。

こどもの日は母に感謝? 母の日もあった今週、“こどもソング”伸びず

5月5日に「こどもの日」、11日には「母の日」を迎えた今週のチャートでは、例年通り往年の曲をはじめとする関連曲の数々が再登場した。

まずは“母の日ソング”から見ると、恒例のかりゆし58「アンマー」が最上位となる28位に再チャートイン。2006年7月にリリースされた同曲だが、その翌年2007年から毎年欠かさずこの時期にチャートインしている定番曲であり、尚且つ、関連曲では今週最もリクエストオンエアが多かったことからも、最も広く認知された母の日ソングであることが分かる。

これに続くのはSuperfly「愛をこめて花束を」(34位)で、こちらも恒例曲でリクエストを多数獲得。続いて81位に登場したWANIMA「存在」は今年3月4日に配信リリースされた曲で、2025花キューピット 母の日CMのために書き下ろされたもの。来年以降、定番曲の仲間入りするか注目だ。

他にも、AI「ママへ」(91位)、ウルフルズ「かわいいひと」(91位)、宇多田 ヒカル「花束を君に」(91位)、back number「手紙」(103位)、椎名 林檎「幸福論」(103位)、SEAMO「MOTHER」(116位)がチャートイン。「MOTHER」には意外にも「アンマー」に続いてリクエストが多く、リスナーから支持を受けていることがうかがえる。

また、洋楽からもボーイズIIメン「ソング・フォー・ママ」(81位)とスパイス・ガールズ「ママ」(116位)がチャートインしており、こちらも定番ソングと言える。ボーイズIIメンはちょうど来日を控えていたこともオンエアが伸びた一因だろう。

一方、今週月曜だった「こどもの日」に集中してオンエアされたFoorin「パプリカ」が116位に登場。しかしながら“こどもソング”と呼べるチャートイン曲は同曲のみとなった。

こどもソングが伸び悩む原因は、リスナーの世代層にあわせてのものなのか、もしくは該当する楽曲がそもそも少ないのか。ちなみに、国民の祝日に関する法律が定める「こどもの日」とは、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、“母に感謝する”」日だという。母ソングが一方的に強いのは、日本国民の根底にコレが根付いているから…というわけでもなさそうだ。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2025年5月5日~5月11日)

1.天国 / Mrs.GREEN APPLE
2.Mine or Yours / 宇多田 ヒカル
3.プライスレス feat. LISA / マルーン5
4.僕にはどうしてわかるんだろう / Vaundy
5.SHYBOY / Baby Canta
6.Star / 星野 源
7.TWILIGHT!!! / King Gnu
7.It’s myself / シャイトープ
9.UNITY / レトロリロン
10.オールド・フォン / エド・シーラン

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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