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TikTok、Cameoと提携 クリエイターのアプリ内での収益化機会を拡大

ビジネス 海外

TikTokは3月31日、Cameoとの提携を発表。米国のクリエイターはTikTokアプリを離れることなく、ファンにパーソナライズされたCameo動画を直接提供できるようになった。

クリエイターはアカウントを連携するほか、TikTokアプリ内でCameoに登録することも可能。登録後はフォロワーに対し、有料でパーソナライズされた動画をリクエストするオプションを提供できるようになる。

ファンはTikTokから直接Cameoのリクエストが送れる。TikTokアプリ内で「Cameo」と検索すると、この機能を有効にしているクリエイターのリストにアクセスできる。

TikTokのクリエイターはCameo上で最も急成長しているタレントカテゴリーの一つで、TikTokは「クリエイターがコミュニティーとより深い関係を築くためのツールを提供し、クリエイターを支援することがTikTokの活動の核心」だと強調。今回のCameoとの連携により、高度にパーソナライズされた体験がTikTok内に直接導入され、クリエイターはコミュニティと一対一でつながり、コンテンツから収益を得るための新たな手段を得ることになるとしている。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

TikTokがアプリ内に「離脱させない」収益の仕組みをまた一つ加えた。Cameoとの連携により、クリエイターはTikTokを出ることなくパーソナライズ動画を販売できる。TikTok Shop、ライブ配信ギフティング、そして今回のCameo連携——TikTokはコンテンツ消費だけでなく、コンテンツ経由の決済そのものをアプリ内に囲い込む戦略を着実に積み上げている。Z世代のTikTokへの信頼低下が報じられる中で、「ファンとクリエイターの一対一のつながり」という本質的な価値を強化することで、プラットフォームの粘着性を高める狙いがありそうだ。Cameoを選んだのも示唆的で、TikTokクリエイターがCameo上で最も急成長しているカテゴリーという事実は、両者の利害が一致していることを示す。スーパーファンが課金する場所をどのプラットフォームが握るか——エンタメ×ITの競争の新しい戦線がここに開いた。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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