TikTok、コンテンツ部門を再編 米合弁立ち上げ前に収益化チーム大幅拡充
TikTokはコンテンツ部門の再編を進める一方で、ブランドパートナーシップと収益化を専門とする人員を積極的に拡大している。米国事業の行方はいまだ不透明で、今回の動きとの関連は不明だ。Digital Music News(DMN)などが1月8日伝えた。
この再編の一環として、TikTokはクリエイターチームと出版社チームを統合し、米国で20人、世界で複数人(規模不明)を整理する計画。併せて、グローバルクリエイター責任者のキム・ファレル氏も退任することが分かっている。
一方で同社は1月に入ってから、TikTok Shopの元幹部が収益化戦略のグローバル責任者として復帰したほか、米国を中心にブランドパートナーシップと収益化の担当役員を複数採用している。
TikTokの周受資(ショウ・チュウ)CEOは昨年12月、従業員に対し、米国事業の一部を分離し、米オラクルやシルバーレイク、ドバイ首長国連邦(UAE)のMGXを含む投資家グループとの合弁事業として再編する計画を明らかにした。取引は1月後半に完了する見込み。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「TikTokがコンテンツ部門の再編(リストラ)を進める一方、中国本社から独立したアメリカ事業ではブランド提携と収益化の人員を強化すると報道(DMN)。これは音楽に間接的に朗報だ。現在、TikTokは一般的な広告から商材を売るEコマースへシフト中。これは音楽系インフルエンサーには不向きだった。ブランド提携がアメリカで確立し、日本でも展開されるようになれば音楽インフルエンサーには向いた広告が増える。ただ現在、台湾問題を抱えた日本が収益を得られるTikTokerの資格を剥奪する動きが他国に比べて強く、公式にはシステム障害と説明されているが疑義を差し挟む報道も出ている。政治的要因でブランド提携の収益化が日本のTikTokで遅れる可能性も否定できない」ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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