ソニー、「ピーナッツ」事業の持分80%取得へ
ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)およびSony Pictures Entertainment(SPE)とWildBrain(旧DHX Media)は、WildBrainが間接的に保有するPeanuts Holdingsの持分約41%のすべてを、SMEおよびSPEが間接的に取得する確定契約を締結した。取引の完了は関係当局の承認および許可の取得を含む、諸条件を満たすことが条件となる。
この取引の結果、SMEおよびSPEは、SMEが現在保有する持分約39%とあわせ、Peanuts Holdings全体の持分の80%を間接的に保有し、残りの20%は「ピーナッツ」の原作者チャールズ M.シュルツ氏のファミリーが引き続き保有することとなる。「ピーナッツ」の権利保有および事業運営は、Peanuts Holdingsの完全子会社であるPeanuts Worldwideによって引き続き行なわれる。
今回の取引により、Peanuts Worldwideを含むPeanuts Holdingsはソニーグループの連結子会社となる見込み。今後はSPEとの連携のもと、SMEがPeanuts Holdingsの経営を主導していく。
SMEは2018年にPeanuts Holdingsの持分を取得して以来、シュルツ家との良好な関係をさらに強固なものにしながら、世界有数のIPとして知られる「ピーナッツ」のコンテンツホルダーとして、「ピーナッツ」に関わるIPビジネスの拡大と、ブランド力の向上を目指してきた。今後も、これまで培ってきたキャラクタービジネスのノウハウやソニーグループのネットワークを最大限に活用し、「ピーナッツ」に関わるIPビジネスのさらなる拡大と、ブランド力の一層の向上を目指していくとしている。
ソニー・ミュージックエンタテインメント 代表取締役社長 グループCEO 村松俊亮氏
75年の歴史を重ねてきた「ピーナッツ」において、SMEは2018年からパートナーシップに参画する機会に恵まれました。今回の持分取得により、今後はソニーグループの幅広いネットワークと叡智を生かし、そのブランド価値を高めていけることを大変嬉しく思います。シュルツ家への敬意を大切にしつつ、WildBrainのサポートも仰ぎ、「ピーナッツ」がこれからも世代を超えて愛される存在であり続けるよう、SPEとともに、引き続き新たな挑戦に取り組んでまいります。「ピーナッツ」をまだ知らない新しい世代とも繋がりを広げて、世界中に「ピーナッツ」の魅力を届けていきます。
Sony Pictures Entertainment 社長 兼 CEO ラヴィ・アフジャ氏
「ピーナッツ」は時代を超えて愛される不朽のアイコニックな存在です。私たちはSMEの仲間との深い協力関係を大切にし、WildBrainとシュルツ家との意義深いパートナーシップを発展させることを楽しみにしています。私たちは強みを結集することで、「ピーナッツ」という愛すべきキャラクターの未来を守り、次世代に向けて新たな価値を創造するという、非凡な機会を有しています。
WildBrain 社長 兼 CEO ジョシュ・シェルバ氏
ソニーは「ピーナッツ」ブランドにおいて信頼のおける長年のパートナーです。彼らであれば、チャーリー・ブラウンやスヌーピー、そしてその仲間たちを安心して委ねることができると確信しています。Peanuts Worldwideのチーム、そしてシュルツ家には、これまでの素晴らしい協力に心から感謝しています。「ピーナッツ」を世界中でさらなる成功へと導いていくため、今後もPWWやシュルツ家、そしてソニーと連携していけることを、心から楽しみにしています。
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