アルバムをモバイルゲームで再現 Game My Fanとプライマリー・ウェーブが提携
独立系音楽出版社プライマリー・ウェーブ・ミュージックは11月20日、ファン直接販売型の音楽配信プラットフォーム「Game My Fan」との提携を発表。アルバムをインタラクティブなモバイルゲームに変換する。
Game My Fanは、音楽テック企業リアクショナル・ミュージックの音楽パーソナライゼーション技術を採用し、音楽再生と同期するカジュアルなモバイルゲームを開発している。ゲームの進行はテンポやリズムに合わせて調整され、ゲーム内で購入した音楽はプラットフォームに固定され、他の場所では再生できない。アーティストと権利者はリリース内容の完全な管理権を保持し、ゲームの構造、音楽のアンロック方法、一度に配信するコンテンツ量を決定。ファンは限定コンテンツなどの報酬が得られる。
ゲームのカスタマイズは契約から数週間で完了し、収益は同プラットフォームとアーティスト（権利保有者）で折半となる。初回ダウンロードに9.99ドルを支払い、アルバムや楽曲、プレイリストをダウンロードコンテンツとして追加購入するオプションが用意されている。第1弾のリリースは「Can’t Get Enough: A Tribute to Bad Company」。
榎本編集長
「音楽アルバムをパズドラのようなスマホゲーに変換する面白いサービス、Game My Fanの記事。スーパーファンPFと相性がよさそうなアイデアだが先月、独立系音楽出版社プライマリー・ウェーブ・ミュージックと提携した。デモ動画を貼っておくがロックアルバムがパズドラみたいなゲームに変換されている感じがなんともユニークだ」ライター：坂本 泉（Izumi Sakamoto）
フリーランスのライター／エディター。立教大学を卒業後、国外（ロンドン／シドニー／トロント）で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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