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NexTone、25年4月~9月期は51%増益

ビジネス 音楽業界

NexToneは、2026年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2025年4月1日~9月30日)を発表した。

売上高は102億6,700万円(前年同期比109.0%)と増収となった。利益面では、増収効果及びコストコントロールが奏功し、営業利益は5億8,700万円(同155.4%)、経常利益は5億9,900万円(同150.6%)、親会社株主に帰属する中間純利益は3億7,600万円(同128.4%)と大幅増益となった。

著作権管理事業は、録音権にかかる使用料徴収において、アイドル系楽曲の音楽ソフト等での利用が好調に推移したことに加え、2024年7月から開始した全世界のYouTube動画視聴における使用料の直接徴収や、各国の著作権管理事業者との直接契約拡大により、海外地域での使用料徴収が大幅に増加した。以上の結果、売上高は7億6,700万円(前年同期比105.7%)と増収となったが、人件費及びシステム関連費の増加により、セグメント利益は3億2,600万円(同98.4%)と微減となった。

デジタルコンテンツディストリビューション(DD)事業は、取扱原盤の着実な増加、ストリーミング音楽配信市場と動画配信サービス市場の伸長、当社の強みであるアニメ・ゲーム関連及びVTuber等のネットクリエイター関連の原盤再生の増加等により順調に推移した。また、7月よりレコチョクにおいて新しいDDサービス「FLAGGLE」を提供開始した。以上の結果、売上高は50億4,300万円(前年同期比107.2%)、セグメント利益は4億7,300万円(同108.5%)と増収増益となった。

音楽配信事業は、個人向け主力サービスである「dヒッツ」のサービス料金を2024年12月より改定したことが奏功し、安定的に推移した。また、6月より新たに法人向け原盤利用許諾スキーム「レコチョク play」を構築し、カラオケ機器メーカーへの提供を開始した。以上の結果、売上高は38億3,800万円(前年同期比103.4%)と増収となり、人件費及びシステム関連費等の減少により、セグメント利益は7億9,400万円(同124.1%)と増益となった。

その他は、キャスティング事業でライブビューイングの大型案件を複数実施したほか、エージェント事業では新規サービス開始の準備を進めた。以上の結果、売上高は10億7,000万円(前年同期比148.1%)と大幅増収となったが、エージェント事業におけるシステム開発の先行投資等によりセグメント損失は1億7,600万円(前年同期は2億3,700万円の損失)となった。

通期の業績予想は、5月13日に公表したものを据え置いた。

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