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ライブネーション、第2四半期は15%増収 コンサートが好調

ビジネス 海外

ライブネーション・エンターテインメントは8月7日、2025年第2四半期(4〜6月)の売上高が70億700万ドル(約1兆398億円)となり、恒常為替レートベースで前年同期比15%増加したと発表した。コンサート部門が伸びをけん引した。

部門別に見ると、コンサートは実質18%増の59億4,600万ドル。チケットは2%増の7億4,300万ドル、スポンサーシップ&広告は11%増の3億4,100万ドルだった。

調整後の営業利益(AOI)は、実質11%増の7億9,800万ドル。純利益は3億270万ドルと19.5%縮小した。

一方で、繰延収益(前払いで受領した対価を収益認識せず繰延べしているもの)はコンサートが25%増の51億ドル。チケットは過去最高の3億1,700万ドルとなり、1年前からは22%拡大した。

同社は、南米や中東、日本などグローバルな事業拡大計画を進めている。年初来の資本支出額は4億2,000万ドル。通年では9億〜10億ドルを見込んでいる。

(文:坂本 泉) 

榎本編集長「ライブネーションのQ2決算は15%増収。先進国でチケットが高騰する中、主力のコンサートが18%増の8,800億円(59億4,600万ドル)だった。記事の通り同社は南米や中東、日本などへ積極的に投資して成長力を確保しようとしている。」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。