広告・取材掲載

広告・取材掲載

Spotify、AI Playlist機能を約50市場に拡大

ビジネス 海外

Spotifyは4月24日、AI搭載のプレイリスト作成ツール「AI Playlist」ベータ版の提供対象を50市場近くに拡大したと発表した(日本は対象外)。AndroidおよびiOSデバイスの有料ユーザーが利用可能だ。 

同社は昨年4月、英国とオーストラリアでベータ版の提供を開始。同年9月に米国、カナダ、アイルランド、ニュージーランドを対象に加え、今回は、アフリカ、アジア、欧州、カリブ海諸国を含む40カ国以上を追加した。 

<AI Playlistの使い方>

1. ライブラリに行き、右上の「+」ボタンをタップし、「AI Playlist」を選択。または、Spotifyの検索タブで「AI Playlist 」と検索する。
2. 提案されたアイデアの中から1つを選択するか、自分のアイデアをプロンプト入力する。「別世界に連れて行ってくれるハイエナジーなエレクトロポップ 」や 「元彼を嫉妬させるワークアウトミュージック」など。
3. Spotifyはあなたが気に入ると思われるトラック、アーティスト、ジャンルなどに基づき、パーソナライズされたプレイリストの曲を提案。「もっとアップビートな曲」などプレイリストの修正も可能。

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「SpotifyのAI Playlist機能が50カ国で展開も、残念ながら日本は対象外に。もともとSpotifyのレコメンデーション・エンジン(おすすめ楽曲を自動で紡ぐ機能)にはAIが活用されているが、今回は生成AIでプロンプト入力できるもので、おそらく日本語が特殊ゆえチューニングが遅れているのだろう。パーソナライズされたプレイリストを「もっとアップビートな曲」と指示できるなど運転中や他の作業中に重宝しそうだ」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。